78歳で驚愕の肉体美を披露

　国際ボディビル・フィットネス連盟（IFBB）主催の世界最高峰大会「フィットネス＆ボディビル世界選手権」（スペイン・サンタスサンナ）に出場している78歳に驚きと称賛の声が上がっている。格闘技界が盛り上がりを見せる一方、かつて世界を3度制したスペインのレジェンドの動画をIFBB公式が投稿。年齢を感じさせない肉体美に「リスペクト！」「年齢はただの数字！」と世界から賛辞が送られている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　まるで彫刻のような肉体で堂々としたポージングを披露した。登壇したのは78歳のラファエル・ベラ・ディアス。大胸筋、腹筋はもちろん、上腕筋から大腿四頭筋まで全身が筋骨隆々だ。次々とポーズを取る姿は年齢を感じさせない。IFBBによると、3日に行われた第3日のマスター男子ボディビル（60歳以上、オープン）で5位だったという。

　動画を公開したIFBB公式インスタグラムは、文面に「78歳　ボディビルのレジェンド」と記した。英紙「ザ・サン」の米国版が報じた5月の記事によると、過去に世界選手権を3度制覇し、2003年には同連盟主催のプロ・ボディビル界の世界最高峰大会「ミスター・オリンピア」でも優勝したレジェンドだ。

　1945年生まれの78歳。動画を見た海外ファンからは「リスペクト！」「年齢はただの数字！」「私のNo.1の憧れ」「ラファエル・ベラは1945年に生まれたが、年齢はちっとも彼をスローダウンさせられていない」「素敵」と驚愕した様子の声が寄せられた。

　同紙によると、ディアスは35歳でボディビルを本格的に開始。40年以上も継続できている秘訣として「トレーニングと栄養」の重要性を指摘。何を食べるか意識し続けることが大事だと説いており、ディアス自身は一度も飲酒や喫煙をしたことがないという。