NBA名手カリー、同じ相手を3回かわした絶妙3Pシュートに米熱狂「正気じゃない」「鍛え方が違う」
米プロバスケットボール(NBA)。ウォリアーズのステフィン・カリーは29日(日本時間30日)、敵地ロケッツ戦に先発出場し、31分26秒の出場で24得点、6アシスト、7リバウンドの活躍で106-95の勝利に貢献。中でも第4クォーター(Q)に見せた“変幻自在”の3ポイントシュートにNBA公式SNSも映像を公開し、驚愕。米老舗誌も「最もワイルドな3Pシュート」「ファンもカリーの動きに熱狂」と報じている。
NBAロケッツ戦で3Pシュート6本成功、24得点の活躍
米プロバスケットボール(NBA)。ウォリアーズのステフィン・カリーは29日(日本時間30日)、敵地ロケッツ戦に先発出場し、31分26秒の出場で24得点、6アシスト、7リバウンドの活躍で106-95の勝利に貢献。中でも第4クォーター(Q)に見せた“変幻自在”の3ポイントシュートにNBA公式SNSも映像を公開し、驚愕。米老舗誌も「最もワイルドな3Pシュート」「ファンもカリーの動きに熱狂」と報じている。
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完全に相手を翻弄した。97-89で迎えた第4Q残り3分19秒、コート中央からドリブルでじりじりと相手陣に侵入していくカリー。ロケッツのディロン・ブルックスに執拗なマークを受けたが、右に左にと2度フェイントでかわし、3ポイントラインに近づいた。ショットにいこうとしたが、目の前を飛ぶように横切ってきたブルックスに気づくと、3度目のフェイントで冷静にやり過ごし、右45度から改めて3ポイントシュート。これが鮮やかに決まると、カリーは自陣に戻る際、頬を両手で押さえ、まるで“ムンクの叫び”のような表情で喜びを表現した。
NBA公式インスタグラムは「ステフがステフをしてる!」と独特の表現でスーパープレーを称賛し、動画を公開。米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」も「ステフィン・カリーがディロン・ブルックスを(足が追い付かないほど)かわし、カリーも自分自身に驚いていた」との見出しで報じた。
本文では「カリーの最もワイルドな3Pシュートはこのランの4つ目だった」と状況を説明したうえで「カリーは、意地の悪いクロスオーバーを決め、ディフェンダーのディロン・ブルックスを違う方向に動かした」「ブルックスが体勢を戻そうとすると、カリーは再び彼を出し抜き、ブルックスが空中に飛んで彼の横を通り過ぎるまでシュートするのを待った」と絶妙な動きを解説。「あまりにも素晴らしい動きだったので、カリーでさえ、自分が何をしたのか理解するのに苦労しているように見えたほどだ」とカリーの喜びようにも触れた。
「これは、特にNBAのディフェンダーの悪役の1人(ブルックス)に対するものであったため、ファンはカリーの動きに熱狂した」と記したように、NBA公式インスタグラムには米ファンから多くのコメントが。「彼は鍛え方が違うんだ」「この男にMVPを」「カリーの勢いはすぐに衰えないぞ」「なんてこった!」「ローラースケートを履いてるに違いない(笑)」「炙って、焼いて、2回揚げた。 オーマイゴッド」「これは正気じゃない」など、3ポイントシュートを6本決めたスーパースターに驚きと称賛の声が寄せられている。
(THE ANSWER編集部)