「地球上で最高の馬」 イクイノックスの衝撃レコードに本場英メディアも脱帽「本当に特別だ」
29日に東京競馬場で行われたG1天皇賞・秋(3歳上、芝2000メートル、11頭立て)で、圧倒的1番人気に支持されたイクイノックス(牡4、木村、父キタサンブラック)が好位から抜け出し、海外を含むG1レース5連勝を果たした。勝ちタイムは1分55秒2。従来のコースレコードを0秒9も上回る驚愕のJRAレコードに本場の英メディアも「地球上で最高の馬」「本当に特別」と脱帽している。
第168回G1天皇賞・秋を驚愕のレコードで優勝
29日に東京競馬場で行われたG1天皇賞・秋(3歳上、芝2000メートル、11頭立て)で、圧倒的1番人気に支持されたイクイノックス(牡4、木村、父キタサンブラック)が好位から抜け出し、海外を含むG1レース5連勝を果たした。勝ちタイムは1分55秒2。従来のコースレコードを0秒9も上回る驚愕のJRAレコードに本場の英メディアも「地球上で最高の馬」「本当に特別」と脱帽している。
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異次元の競馬だった。好発を切ったイクイノックスは2コーナーで逃げるジャックドールの3番手につけると、鞍上クリストフ・ルメール騎手の手綱にぴったりと折り合ってレースを運んだ。4コーナーを回ると、先に抜け出したガイアフォースをあっという間にかわして先頭へ。残り200メートル手前で鞭が一発入ると、みるみる後続を突き放した。最後まで末脚は衰えず、ゴール前ではやや抑える余裕も。大外から伸びたジャスティンパレスの追撃もまったく寄せつけなかった。
掲示板に赤く光った「レコード」の文字。勝ちタイム1分55秒2は、2011年の天皇賞・秋でトーセンジョーダンがマークした従来のレコード1分56秒1を0秒9も上回った。前半1000メートルが57秒7の超ハイペース。それでいて後半1000メートルを57秒5でまとめ、世界ランキング1位の貫禄を示した。
海外メディアは揃って“脱帽”。英競馬専門放送局「レーシングTV」公式X(旧ツイッター)は「地球上で最高の馬」「イクイノックスが今朝早く東京で行われたG1天皇賞優勝でトラックレコードを破った」とつづって映像を公開。英衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門サイト「アット・ザ・レーシーズ」公式X(旧ツイッター)も「イクイノックスは本当に特別だ!スーパースターが天皇賞を記録的なタイムで勝利した…」と驚愕の走りをたたえた。豪州の競馬専門局「スカイ・レーシング」も「イクイノックスが天皇賞を支配した。なんてパフォーマンスだ」と伝えている。
海外ファンからは称賛と驚きの声が尽きない。
「チャンピオンよくやったわ!」
「世界一だ」
「ああ、イクイノックスが世界で最高の馬だ」
「1:55.2。 いまだに信じられない…素晴らしい?信じられないほど?…変種だ」
「まさに芝の王様ね」
「現在で真の最高だ」
「簡単にやってのけた」
「彼にとって、すごく簡単そうに見える。間違いなく美しい。イクイノックスおめでとう!!!」
「驚異だ」
「自然の脅威だ」
「このビーストを見てみろ」
勝ったイクイノックスは次走ジャパンカップ(11月26日、東京)を予定。すでに出走を表明している今年の3歳牝馬3冠馬リバティアイランドとの初対決に注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)