英競馬で一挙3頭落馬の大混乱 見習騎手の進路間違いが原因、地元紙「21日間の重い騎乗停止処分」
英競馬の障害レースで1頭が進路を間違えたことを発端に計3頭が落馬する事故が起き、鞍上は21日間の騎乗停止処分を受けた。幸いにもジョッキーも馬も無事だったが、英紙は「波乱万丈な2m5f(4200メートル)のノービスハードル」と報じている。
英競馬で波乱
英競馬の障害レースで1頭が進路を間違えたことを発端に計3頭が落馬する事故が起き、鞍上は21日間の騎乗停止処分を受けた。幸いにもジョッキーも馬も無事だったが、英紙は「波乱万丈な2m5f(4200メートル)のノービスハードル」と報じている。
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現地時間26日、英ラドロー競馬場で行われた芝4200メートルの障害レース。その道中で22歳のダイア・デービス騎手が騎乗するファハベルが進路を誤り、右回りのコーナーで内寄りにある進路にそのまま入ろうとした。鞍上は慌てて外の正しい進路に導いたが、その結果、他馬の進路を妨害し、さらにファハベルはコースを分けるラチに激突。そのまま他馬に接触し、ファハベルのデービス騎手のほか、2頭が落馬した。
X上で海外メディアも動画を公開したこの落馬事故。英紙「ミラー」は「ラドローで間違ったコースに進行し“大混乱”を引き起こしたジョッキーが21日間の騎乗停止処分」との見出しでこの一件を報じた。
記事では「若い障害ジョッキーが、非常に重い21日間の騎乗停止処分を受けた」とされている。デービスは見習騎手で、コメンテーターのマーティン・ハリス氏は「ファハベルは間違ったコースに進むところでした。最後のターンを回った後に、全くの大混乱です」と語ったという。
激突と落馬のシーンについては「ファハベルはじわじわと右に寄っていき、間違ったコースへと入っていった。デービスが正しい進路に戻そうと試みたところ、他の馬を妨害してつまずかせてしまい、騎乗していたデビッド・バースを落馬させた」「ファハベルはラチに衝突した後、別のライバルにぶつかり、結果的にデービスはトム・ベラミーが騎乗した牝馬に投げ出され、両ジョッキーは馬場に落下した」と報じている。
記事によると、幸いにも負傷が報告された馬もジョッキーもいなかったという。
(THE ANSWER編集部)