[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

バスケ富永啓生は「屈指の刺激的存在」 今季ネブラスカ大の浮沈の鍵に米紙指名「彼に懸かっている」

米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)1部ネブラスカ大に所属する富永啓生が、来月開幕の新シーズンを前に米紙で「注目選手」としてピックアップされている。好調モードに突入した時には「屈指の刺激的存在」とした上で「ネブラスカ大はトミナガがどんな試合をプレーするかに懸かっている」との見解を示している。

バスケ日本代表の富永啓生【写真:(C)FIBA】
バスケ日本代表の富永啓生【写真:(C)FIBA】

11月開幕の米大学バスケ

 米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)1部ネブラスカ大に所属する富永啓生が、来月開幕の新シーズンを前に米紙で「注目選手」としてピックアップされている。好調モードに突入した時には「屈指の刺激的存在」とした上で「ネブラスカ大はトミナガがどんな試合をプレーするかに懸かっている」との見解を示している。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 今夏のW杯で日本の自力五輪出場権獲得の原動力となった富永。3ポイントシュートを立て続けに決めた最終戦のカーボベルデ戦のパフォーマンスは米メディアだけでなく、大スターのステフィン・カリー(ウォリアーズ)までもが反応したほどで、存在感を示した。NBAアーリーエントリーを取り下げ、今季もネブラスカ大に“残留”。ファンから大きな反響を集めた。

 米インディアナ州地元紙「ザ・ヘラルド・ブレティン」は「ビッグテン男子バスケットボールのプレビュー:今年はネブラスカ大が月並みな成績から抜け出す年になるか?」との見出しで、ネブラスカ大が属する「ビッグテン・カンファレンス」内の展望記事を掲載。その中で「注目選手」として富永を取り上げた。

 記事内では「純粋にエンターテインメントの価値という意味で、ネブラスカ大が重要な試合をプレーすることが少ないせいで、ガードのケイセイ・トミナガはビッグテンの中で無視されている。しかし、6フィート2インチ(約188センチ)のシニアのウイングは、この言葉の最高と最悪の両方の意味で射手だ」と富永の“立ち位置”を指摘。「彼がノッているときは、ビッグテン選手の中で屈指の刺激的存在だ。3ポイントシュート成功率が50%以上だった試合が10試合もある。その中で5本以下のシュートに終わったのは2試合のみだ」と好調時の爆発力に言及した。

 一方で「しかし、どんなシューターもそうであるように、彼の調子が悪い試合は醜くなり得る。フィールドゴール成功率が33%以下だった試合が8試合ある」と、安定したパフォーマンスを出し続けられていないことにも触れている。

 それでも記事では「トミナガはパスの配球元ではない。好守の持ち主でもない。彼は純粋に、シンプルにシューターだ。ネブラスカ大はトミナガがどんな試合をプレーするかに懸かっているかもしれない」と富永の特長を指摘したうえで、富永がチームの浮沈の鍵を握る存在と見ている。


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集