快勝ソノカム、嘉村が嫉妬!? 園田は直前オフに石垣島新婚旅行へ「羨ましかった」
嘉村は園田に「練習しておいてほしかった」と“口撃”も心身リフレッシュ
難しさを感じながら、それでも地元の声援を受け、憧れてきた場所で優勝したい。2人の思いに相違はない。しかし、コートを離れたところでは、ちょっと違うところもあるようだ。日本代表は、6月から8月にかけて、ワールドツアーの東南アジア3連戦から世界選手権、アジア大会と試合が続いていたため、今大会に向けた合宿の前に数日間のオフが与えられた。嘉村は、地元の佐賀県に帰省。ゆっくりしようと思っていたが、世界2位になった後で引っ張りだこになり、ジュニアチームの練習に顔を出したり、家族でバドミントンを楽しんだりと結局、毎日バドミントンから離れられなかったという。一方、新婚の園田は石垣島で2泊3日の新婚旅行を満喫。ビーチで緩やかな時間を過ごし、石垣牛に舌鼓を打っていた。もちろん、ラケットは持って行っていない。
園田の話を聞く嘉村は「こっちは毎日ラケットを握っていたのに、ビーチで裸になっている園田の写真を見て、羨ましかった。もうちょっと(オフの間も)練習しておいてほしかったですね。これから大事な大会があるのにな、と思っていました」と、いたずらっぽく話した。オフの間は、コートとビーチで大違いだったようだ。色合いは違えど充実したオフを過ごした2人は、リフレッシュした心身で初優勝を狙う。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)