疑念抱くハミルトン「100％を大義のために使おう」

　この決定を受け、同メディアは7度の世界王者に輝いたハミルトンの反応を紹介。ハミルトンは「私たちは見ている人たちに送るメッセージを考える必要がある」という言葉に続けて、こう語っているという。

「もし彼らが100万ユーロの罰金を課すなら、100％を大義のために使おう」

「この業界にはたくさんのお金があり、より良いアクセシビリティと多様性を創り出すために私たちがやるべきことはたくさんある。それが彼らが私から100万ユーロを取る唯一の方法だ」

　ハミルトンは“罰金ありき”の前提で進んでいる現状について、条件次第では“拒否”ともとれる発言。同メディアは「罰金そのものについては、アルファタウリのダニエル・リカルドは“恐ろしい”、ハースのケビン・マグヌッセンは“ばかばかしい”と語った」とも伝えている。