F1米国GP決勝

　自動車レースのF1第19戦米国GP決勝が22日（日本時間23日）、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた。アルファタウリの角田裕毅は10位でフィニッシュしたが、上位2人に失格があったため順位は8位に繰り上がった。最終ラップでは自身初となるファステストラップを記録。米スポーツ専門局がSNS上で速報すると、米ファンからも「これは非常に印象的だ」「ワオ、なんてスリリングなフィニッシュだ！」「彼に相応しい評価だ！」と称賛の声が寄せられている。

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　勝負の疾走が米国のファンを沸かせた。角田は最終ラップで1:38.139をマーク。同僚のダニエル・リカルドが49周目で叩き出した1:39.366を上回り、この日のファステストラップを記録した。最終ラップ直前にピットインし、一発勝負でファステストを狙いにいったチーム戦略に応えた見事な走り。米スポーツ専門局「ESPN」のF1専門X（旧ツイッター）アカウントは「ユウキ・ツノダがオースティンでの最終ラップでファステストラップを獲得した」と速報し、カウボーイハットを被る角田の写真を添えた。

　感銘を受けた米ファンからは「これは実際かなり印象的だ」「人々はユウキを侮っている」「ワオ、これはとてもクールだ」「ワオ、なんてスリリングなフィニッシュだ！」「よくやった！」「ツノダのパフォーマンスにとても満足している」「ツノダにとって大きなブースト」「彼に相応しい評価だ！」などと称える声が集まった。

　角田は当初10位だったものの、2位のルイス・ハミルトン（メルセデス）と6位のシャルル・ルクレール（フェラーリ）が車体の違反により失格となったため順位が繰り上がり。8位入賞で4ポイントを獲得した他、ファステストラップの追加1ポイントも加え、合計5ポイントを手にした。なお、優勝はレッドブルのマックス・フェルスタッペンで、今季15勝目、通算50勝目を挙げている。