224cmのNBAドラ1の“背面パス”は「意味が分からない」 全米驚愕の「エイリアンだ」「開いた口が…」
北米プロバスケットボールNBAのスパーズに今季から加入した身長224センチの19歳、ビクター・ウェンバンヤマが見せた想像力あふれる“背面パス”に、米国のスポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」も「開いた口がふさがらない」と驚いている。
開幕前のNBAで最大級の注目をあつめるウェンバンヤマ
北米プロバスケットボールNBAのスパーズに今季から加入した身長224センチの19歳、ビクター・ウェンバンヤマが見せた想像力あふれる“背面パス”に、米国のスポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」も「開いた口がふさがらない」と驚いている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
これは18日(日本時間19日)に行われたロケッツとのプレシーズンマッチで繰り出したプレーだ。ベースラインから外に出そうなボールを最後まで追いかけると、長い腕で絡めとるようにコート内へ。そのまま上半身を右回転させて味方に正確なパスを送っている。
記事は「ビクター・ウェンバンヤマが“開いた口が塞がらないパス”をベースラインから決めた」という見出しで、異次元ぶりを紹介。さらに「そのユニークなサイズとスキルによって、レブロン・ジェームズ(現レイカーズ)以来最も期待されるNBAのプロスペクトになっている」と、プレーオフ・ファイナルで4度のMVPを獲得している“伝説”級の期待をかけている。
そして「非常に高い期待だが、ウェンバンヤマのエキシビションゲームでの序盤のパフォーマンスが何かを示唆するとすれば、彼は少なくとも『ファンがポカンと見つめるもの』を数多く与えてくれる」と続けた。
このパスもその1つだ。「ボールがアウトオブバウンズになるのを防ぎ、オープンだったデビン・バッセルにとんでもないパスを決めた」と紹介。プレーを見たファンもSNS上で「ああ、ウェンビーは史上初のエイリアンだ。これは全く意味が分からない」「認めたくはないが、怪我しなければ彼は明らかにMJ(マイケル・ジョーダン)やブロン(レブロン)だ」とコメントしている。
さらに記事は、ウェンバンヤマからは死角になるはずのバッセルがフリーになっているのを発見した能力を称え「ボールをコントロールし、飛びながら空中で回転しつつバックハンドでパスを放つ能力は信じられない。彼はしかもそれをいともたやすく見せてしまった」と評している。224センチという身長で、このプレーを見せられる運動能力を特別なものだとした。今年6月のドラフトで全体1位指名を受けた規格外ルーキー。25日(同26日)の開幕戦が注目される。
(THE ANSWER編集部)