審判カメラが捉えた戦慄動画に米衝撃「直撃していたら…」 あと数cmで大惨事を回避「素早い反射神経」
米大リーグ・アストロズの主力で、2017年にはリーグMVPにも輝いたホセ・アルトゥーベ内野手が襲われた“恐怖の瞬間”にファンが驚きの声を上げている。頭部死球寸前のボールを、審判カメラが至近距離で捉えた映像を米専門局が公開。米ファンから「死んでいたかもしれない」「クレイジーだ」とコメントが寄せられている。
右打席に立つアルトゥーベ、すっぽ抜けた146キロのシンカーが顔へ一直線
米大リーグ・アストロズの主力で、2017年にはリーグMVPにも輝いたホセ・アルトゥーベ内野手が襲われた“恐怖の瞬間”にファンが驚きの声を上げている。頭部死球寸前のボールを、審判カメラが至近距離で捉えた映像を米専門局が公開。米ファンから「死んでいたかもしれない」「クレイジーだ」とコメントが寄せられている。
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背筋が凍るような軌道だった。19日(日本時間20日)に行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦。3-3の同点で迎えた4回、アストロズは先頭のマルドナードが四球で出塁し、打席にはアルトゥーベが立った。レンジャーズ2番手のダニングが、カウント1-1から投じたのはシンカー。90.6マイル(約145.8キロ)のシンカーが抜けてしまい、右打席のアルトゥーベの顔面めがけて飛んできた。それでもアルトゥーベはひっくり返りながら避け、大惨事は免れた。
米スポーツ専門局「ESPN」が公式インスタグラムで映像を公開。通常のテレビ中継映像だけでなく、球審の頭に取り付けていたカメラからの映像も併せて公開した。ボールはアルトゥーベの顔まであと数センチというところまで迫っていたのがわかる。ファンからは驚きと恐怖が入り混じったかのようなコメントが寄せられた。
「審判は全く動じていない」
「(当たっていたら)めちゃくちゃ痛かっただろう」
「このカメラアングルはクレイジーだ」
「生で見ていたときは当たったかと思った」
「レギュラーシーズンでももっと審判カメラ見たい!」
「彼を殺していたかもしれなかった」
「素早い反射神経だ!」
「頭に直撃していたら、本当に死んでいたかもしれないと思う」
この後、アルトゥーベは四球で出塁。さらに満塁としたアストロズが、アルバレスの犠飛とアブレイユの3ランで計4得点しリードを奪うと、そのまま10-3で逃げ切り。対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。チームには大きな貢献となったが、野球というスポーツの危険な側面もあらわになる映像だった。
(THE ANSWER編集部)