男子テニス、望月慎太郎が「今年随一の大番狂わせ」 世界215位の大金星に海外衝撃「おとぎ話のよう」
男子テニスのATPツアー、木下グループ・ジャパン・オープンのシングルス2回戦が19日に東京・有明テニスの森公園で行われ、世界ランキング215位の20歳望月慎太郎(IMGアカデミー)が同10位で前年優勝の第1シード、テイラー・フリッツ(米国)に0-6、6-4、7-6で競り勝ち、大金星を挙げた。SNS上の海外記者やメディアは驚きを隠せず「今年随一の大番狂わせ」「おとぎ話のような出来事」と報じている。
木下グループ・ジャパン・オープン2回戦
男子テニスのATPツアー、木下グループ・ジャパン・オープンのシングルス2回戦が19日に東京・有明テニスの森公園で行われ、世界ランキング215位の20歳望月慎太郎(IMGアカデミー)が同10位で前年優勝の第1シード、テイラー・フリッツ(米国)に0-6、6-4、7-6で競り勝ち、大金星を挙げた。SNS上の海外記者やメディアは驚きを隠せず「今年随一の大番狂わせ」「おとぎ話のような出来事」と報じている。
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歓喜に酔いしれた。タイブレークに突入し、6-2の場面でフリッツのサーブを相手のバックサイドにリターンした望月。フリッツは何とかラケットに当てたものの、ネット際に高く上がったボールを望月が叩きつけた。勝利が決まると、体をかがめながら右手で顔を覆って感激。審判と握手した後、コート上で何度もガッツポーズを繰り返した。勝者に許されるテレビカメラへのサインに書いた文字は「ありがとう」という日本語。その後も感慨にふけった。
ATP公式中継サイト「テニスTV」の公式X(旧ツイッター)は「シンタロウのセンセーショナルな瞬間」とつづって、試合動画を公開。動画内の実況は「シンタロウ・モチヅキ! ジャイアント・キラー!」と絶叫した。
ポルトガルのスポーツ紙「レコード」のテニス担当ホセ・モルガド記者は自身のXで「東京での信じられない光景。今週までATPで1勝もしていなかった215位のシンタロウ・モチヅキが前回王者でトップシードのテイラー・フリッツを0-6、6-4、7-6(2)で破り、東京で準々決勝に進出した」と報じると「第3セットは2-5からの逆転」「今年随一の大番狂わせだ!」と衝撃を伝えた。
欧州衛星放送「ユーロスポーツ」のXも反応。「母国でのおとぎ話のような出来事の連続は、シンタロウ・モチヅキが止まる兆候がないことを示している」と望月の大金星を報道。望月は準々決勝で世界41位のアレクセイ・ポピリン(オーストラリア)と対戦する。
(THE ANSWER編集部)