国際大会3冠・安井友梨の「強い精神力」を称賛 一緒に戦った盟友が裏話を披露「前日に泣かれていて…」
現地15日までスペイン・マドリードで開催された国際ボディビル・フィットネス連盟(IFBB)主催の国際大会「アーノルドクラシック・ヨーロッパ」で、ビキニフィットネスの女王・安井友梨はフィットモデル年齢別、身長別、無差別級で優勝した。今大会にともに出場し、安井と優勝を争った長瀬陽子は自身のインスタグラムを更新。苦悩した安井を「少し心配していた」としながら、“3冠”をつかんだ結果に「私を上回る精神力」と称賛の言葉をつづった。
IFBB主催の国際大会アーノルドクラシック・ヨーロッパ
現地15日までスペイン・マドリードで開催された国際ボディビル・フィットネス連盟(IFBB)主催の国際大会「アーノルドクラシック・ヨーロッパ」で、ビキニフィットネスの女王・安井友梨はフィットモデル年齢別、身長別、無差別級で優勝した。今大会にともに出場し、安井と優勝を争った長瀬陽子は自身のインスタグラムを更新。苦悩した安井を「少し心配していた」としながら、“3冠”をつかんだ結果に「私を上回る精神力」と称賛の言葉をつづった。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
喜びもひとしおのようだった。真っ赤なロングドレスの安井はクラウンを戴き、手には3つのトロフィー。笑顔で舞台裏に戻ってきたが、「おめでとう」と迎えられた時には、心なしか目元は潤んでいた。
インスタグラムで動画を公開した長瀬はビキニマスターズ45歳以上クラスで銀メダルを獲得。それ以上に安井の快挙を喜んだようで、コメント欄には「本日は感動の嵐でした 安井選手がフィットモデルでマスターズも身長別もオーバーオールも完全優勝」「日本勢はボディフィットネスも、メンズフィジークも大活躍され 出場者数900人という大きい大会で日本チームとして過去最高レベルのメダル数を獲り3日間に及ぶアーノルドクラシックを終えました!」と日本勢の躍進をたたえた。
そんな中で長瀬は「ご本人も書かれていましたが、前日のビキニが思うようにいかず泣かれていて、正直心配していました」と不安もあったことを告白。しかし「それをバネに翌日気持ちを完全に立て直して、世界の女王になった姿を目の前で観て感動しました」とつづり「私は自分で精神力が強い人間だと思っていますが、安井選手は私を上回る精神力!」「私達の競技は最終的には、その大会で1番強靭なハートを持つ人が優勝するんだと勉強になりました」と舌を巻いた。
安井といえば、8月のトレーニングジムで器具が落下し、左足親指の粉砕骨折をしたばかり。それでも今月8日に行われた日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)が主催する階級無差別の「JBBFフィットネス・グランド・チャンピオンシップス」のビキニフィットネスはで優勝し、その1週間後には、世界で“3冠”に輝いた。長瀬の言葉通り、精神力の強さが大舞台で証明された形となった。
(THE ANSWER編集部)