サンズの公開練習でのワンシーン

　米プロバスケットボール（NBA）のサンズは15日（日本時間16日）にファンに向けた公開練習を行った。今季から所属する日本代表の渡邊雄太も参加したが、その中でファンに向けた行動が話題に。チーム公式SNSが公開した動画に、日本人ファンから「やっさし～」「これぞファンサービスの鑑」といった声が上がっている。

　アリーナから客席に向けて何やら右手で指さした渡邊。この呼びかけに、チームスタッフらしき男性がサンズのシャツを着た一人の少年ファンを渡邊のもとに連れてきた。掲げていたと見られるメッセージの紙を手にした少年は負傷しているのか、右腕をギプスで固めている。ペンを渡された渡邊はすかさずギプスにサイン。最後は笑顔で少年とグータッチをして別れた。

　サンズ公式X（旧ツイッター）は「サインをもらうのに、これ以上良い場所はない」とつづって動画を公開。米ファンからは「ユウタは史上最高」「いつユウタ・ワタナベはトレードされたんだ?!?!　彼は素晴らしい選手だ」「ファンにサインをしてあげるユウタ、素晴らしい行いだ」といった反響が寄せられた。

　日本人ファンもすぐに反応。「やっさし～」「これぞファンサービスの鑑」「早速ファンサですね」「わざわざファンを呼んでまでサインしてあげる渡邊雄太。しかもこのコ右腕ケガしてるのかしら？　ギプスにもサインしているっぽい。優しい」など、感嘆の声が上がっている。