19年＆21年ドラコン世界王者カイル・バークシャーが世界新記録

　ゴルフ界で世界史上最長ドライブが誕生し、話題になっている。飛距離は衝撃の579.63ヤード。自然も生かして生まれた記録の瞬間が紹介された映像には「純粋なる狂気だ！」「信じられない」「とんでもないな」との声が上がっている。

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　驚きの記録を打ち立てたのは、プロのロングドライバー選手で2019年、2021年の世界ドラコン選手権覇者カイル・バークシャー。自身のインスタグラムで記録達成の瞬間を投稿した。米ワイオミング州にあるロシェル・ランチGC。自身の長髪がなびくほど強い風が吹き荒れる中、豪快なマン振りでかっ飛ばした打球はあっという間に見えなくなった。本人は「世界新記録ドライブ！（579.63ヤード）」と記した。

「ロシェル・ランチGCで限界を押し上げるのは楽しかったし、ゴルフ史上最長記録ドライブも打てた！　自然の脅威が雨と寒い気候で我々に問題をもたらした（気温約13～14度）が、風速17～22マイル（時速約27～35キロ）の追い風と標高6700フィート（約2042メートル）で、球速233マイル（時速約375キロ）のロケットを完璧に打つことができ、512ヤードのキャリーとランで580ヤード近くまで届いた」

　球が飛びやすい高地と強風など、さまざまな条件が重なっているとはいえ、キャリーで512ヤードも飛ばしている。ファンからは「なんてこった」「ただただWOW！」「純粋なる狂気だ！」「信じられない」「なんだと」「とんでもないな」「大砲だ！」などの声が寄せられた。

　また、米専門メディア「ゴルフダイジェスト」も「カイル・バークシャーが世界記録樹立を止められない　ゴルフ史上最長ドライブを放つ」と特集。「バークシャーの有利になるコンディションはあった。標高6700フィートで風速22マイルの追い風だ。それでも279ヤードだぞ?!　512ヤードのキャリー?!　ただただとてつもない」と記し、条件を加味しても驚きの記録であることを強調した。