山本由伸にヤンキースは「大金を費やす」 日本のエース獲得へ本腰…地元紙予想「契約は簡単でない」
今季アメリカン・リーグ東地区で4位に終わったヤンキースは、オフの補強が注目を集めそうだ。優勝したオリオールズにつけられた19ゲームという大差を埋めるため、積極補強に出るのは必至。その中で、オリックスからポスティングシステムを利用するのが濃厚と見られている山本由伸投手が「大金を費やす」候補として浮上しているという。
先発陣の補強が急務のヤンキースにとって最大のターゲット?
今季アメリカン・リーグ東地区で4位に終わったヤンキースは、オフの補強が注目を集めそうだ。優勝したオリオールズにつけられた19ゲームという大差を埋めるため、積極補強に出るのは必至。その中で、オリックスからポスティングシステムを利用するのが濃厚と見られている山本由伸投手が「大金を費やす」候補として浮上しているという。
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地元メディア「NJ.com」は、「ヤンキースの『今オフの大金』は打者ではなく投手に行く、とMLBインサイダーが推測」という記事で、NYポストのジョエル・シャーマン記者の発言を引用して伝えている。
記事は「ヤンキースは来季にまた大きな失望をするのを避けるため、今オフにいくつかの変化をしないといけない」としており、積極補強に乗り出すことを示唆した。
その中でシャーマン記者は自身のコラムで「彼らが今オフに大金を費やすとすれば、それは日本のエース、ヨシノブ・ヤマモトを獲得するためのものになると思う」としたのだという。
記事は「ヤマモトと契約するのは簡単なことではないだろう。メッツ、カブス、ドジャース、レッドソックス、カージナルス、フィリーズ、ジャイアンツ、ダイヤモンドバックスは全てこの日本のエースに関心を持っていると言われている」として、大争奪戦を予測した。
今季のヤンキースはエースのコールが15勝4敗、防御率2.63という素晴らしい成績を残したものの、続く先発投手がなかなか現れなかった。2桁勝利はコールだけで、期待されたコルテスは5勝、セベリーノは4勝、ロドンも3勝と実績組は軒並み不振に終わった。
山本は今季16勝6敗、防御率1.21。勝率.727、169奪三振はいずれもパ・リーグトップで、3年連続の投手4冠という快挙を達成。補強ポイントにはピッタリはまる。
(THE ANSWER編集部)