主砲ハーパーの“ガン飛ばし”が「野球史上最も痺れる」 因縁の相手に見せた意地に米騒然「史上最高」
米大リーグのフィリーズは11日(日本時間12日)にブレーブスとナ・リーグ地区シリーズの第3戦を戦い10-2で大勝、対戦成績を2勝1敗とし突破に王手をかけた。この試合で2本塁打した主砲のブライス・ハーパー内野手が、3回に決勝3ランを放った際に相手チームの選手を睨みつけた場面が「野球史上最も痺れる写真の1つ」として、ファンの喝采を浴びている。
決勝弾のハーパー…ダイヤモンドを回りながら相手を睨みつけた理由
米大リーグのフィリーズは11日(日本時間12日)にブレーブスとナ・リーグ地区シリーズの第3戦を戦い10-2で大勝、対戦成績を2勝1敗とし突破に王手をかけた。この試合で2本塁打した主砲のブライス・ハーパー内野手が、3回に決勝3ランを放った際に相手チームの選手を睨みつけた場面が「野球史上最も痺れる写真の1つ」として、ファンの喝采を浴びている。
ハーパーは右翼2階席に達する特大アーチを見届けながらダイヤモンドを1周。その際にブレーブスの遊撃手アルシアをじっと睨みつけたのが、カメラに捉えられた。
伏線は9日(同10日)の第2戦にあった。4-5で迎えた9回にハーパーは四球で出塁すると、1死後カステヤーノスが中堅フェンスの手前まで達する大飛球を放った。これを中堅手がジャンプして好捕、内野にボールが戻ると一塁から大きく飛び出していたハーパーは帰塁が遅れ、併殺で試合終了となっていた。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の報道によれば、試合後のロッカーでは報道陣に囲まれたブレーブスの遊撃手アルシアが、「ハーパーの不運について力強く笑い『ハハ、よくやった、ハーパー!』と繰り返し怒鳴っていた」のだという。ハーパーの睨みつけはこの話が原因と思われ、米メディア「ジョムボーイ・メディア」がX(旧ツイッター)で写真を公開すると、ファンからも多数のコメントが集まった。
「これは史上最高だ」
「銅像を建てろ」
「アート」
「すぐに額縁に入れるために店に向かってる」
「ルーブルに飾れ」
「新しい待ち受けだ」
「今すぐこれを野球殿堂博物館に送れ」
「ブライスは超かっこいい」
「このブライス・ハーパーの睨みつけよ。ワオ」
「完璧だ。ただただ完璧だ」
果たして、この勢いのままフィリーズが勝ち抜けるのか。それともシーズン104勝を挙げ、フィリーズに14ゲーム差をつけて東地区を制したブレーブスの逆襲があるのか。因縁まで加わって、さらに注目を集めるシリーズとなりそうだ。
(THE ANSWER編集部)