国別対抗、日本が首位発進 海外メディアは宇野ら3選手称賛「力強い演技」
羽生の失速を紹介、主将・村元「私たちにできるのは彼を応援すること」
その一方で「オリンピックと世界選手権の王者、ユヅル・ハニュウは4回転ループの失敗と、ほとんど転びかけてしまった4回転サルコーなどもあり、7位に終わった」と王者がまさかの失速となったことを伝えている。
それでも、個人のミスをカバーできるのが団体戦。主将の村元哉中は「みんながベストを尽くしたと思います。チームとして共に、最初から最後までサポートしあっていかなければならない。最高の結果を残せなかった選手もいますが、私たちにできるのは彼を応援することです」と話したといい、一致団結を誓っている。
一方、米スケート専門メディア「icenetwork」は「チーム・ジャパンとチーム・ロシアはつば迫り合いで初日を終えた。タイブレークのルールにより日本が首位を獲得。チーム・USAが1ポイント差で日本とロシアを追っている」と伝え、原動力となった宇野、三原、樋口の3人を評価している。
21日はペアのSP、アイスダンス、男子シングルのフリーが行われる。世界選手権で歴代最高得点を叩き出したフリーで羽生の巻き返しはなるか、そして日本は首位を守れるか。さらに注目を集めそうだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer