八村塁のLA2年目先発争い、ややライバル有利と米分析 理由は「レブロンが21季目を迎えるから…」
米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの八村塁は現地時間7日に行われたプレシーズンマッチ初戦のウォリアーズ戦で先発出場し、21分間のプレーで12得点、7リバウンド、1アシストの活躍を見せた。米メディアはNBA今季注目のポジション争いについての企画記事で、レイカーズ2年目を迎えた八村にも注目している。
ポジション争いに米メディア注目
米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの八村塁は現地時間7日に行われたプレシーズンマッチ初戦のウォリアーズ戦で先発出場し、21分間のプレーで12得点、7リバウンド、1アシストの活躍を見せた。米メディアはNBA今季注目のポジション争いについての企画記事で、レイカーズ2年目を迎えた八村にも注目している。
「必見のNBA開幕前の7つのポジション争い」との見出しで記事を掲載したのは米放送局「NBCスポーツ」だった。今季開幕前の7大注目ポイントの一つに「レイカーズの先発パワーフォワード、ルイ・ハチムラかジャレッド・バンダービルトか」と挙げ、八村のポジション争いをピックアップした。
2人は昨季トレードで名門に加入したが、寸評では「レイカーズ先発陣の攻撃面での破壊力を考慮すると、バンダービルトの守備能力はハチムラに対する序盤のアドバンテージを与えるかもしれない」と指摘している。
得点力においては「ハチムラはスコアラーとしてより生産性が高い」と八村を高く評価する一方、「彼のリバウンド、アシスト、スティール、ブロックの平均はいずれもバンダービルトより下回っている」と昨季データから分析した。
レイカーズと長期契約を結び直した2人だが、38歳のレジェンド、レブロン・ジェームスの年齢も選手起用に影響を与える可能性があると見られている。「どちらも今夏に新たな契約を結んでいることから、契約に関するアドバンテージはどちらもない。しかし、レブロン・ジェームスが21シーズン目を迎えることから、ダービン・ハム(HC)はより守備的なフォワードと彼を組ませようとするのではないか?」と、記事では守備的負担を軽減できる編成を考える可能性を指摘している。
米スポーツ専門ネットワーク「ESPN」もレイカーズの予想スタメンで八村ではなく、バンダービルトを選んでいるが「まだ確定したわけではない」「2人のギャップは大きなものではない」とまだ差は開いていないと注目。レブロンが欠場したプレシーズンのウォリアーズ戦では2人とも先発出場を果たしたが、熾烈な先発争いは続きそうだ。
(THE ANSWER編集部)