日本だけじゃないバレー快進撃、地球の裏側で7戦全勝のドイツに称賛「大躍進。とてつもない!」
8日に閉幕したバレーボール男子のパリ五輪予選兼ワールドカップ(W杯)で、日本は5勝2敗の2位で五輪切符を獲得した。東京で行われたプールB以外にもブラジル・リオデジャネイロでプールA、中国・西安でプールCが行われ、それぞれ五輪出場チームが決定。ブラジル開催のプールAでは、ドイツが7戦全勝でパリ切符を獲得し、母国のメディアも驚きを持って伝えている。
リオデジャネイロで行われた予選プールAも閉幕、ドイツが驚きの結果
8日に閉幕したバレーボール男子のパリ五輪予選兼ワールドカップ(W杯)で、日本は5勝2敗の2位で五輪切符を獲得した。東京で行われたプールB以外にもブラジル・リオデジャネイロでプールA、中国・西安でプールCが行われ、それぞれ五輪出場チームが決定。ブラジル開催のプールAでは、ドイツが7戦全勝でパリ切符を獲得し、母国のメディアも驚きを持って伝えている。
ドイツは4日(日本時間5日)に行われた世界ランキング5位のブラジル戦に3-1で勝利するなど、驚きの結果を収めた。大会後の世界ランキングも、4つ上げて10位となった。
ドイツの大衆紙「ビルト」はこの結果を「ブラジルでドイツのバレーボール・センセーション」という見出しで伝えている。「ドイツの球技が突如の大躍進。バスケの衝撃に続き、バレーボールでもとてつもないことが!」として、9月に行われたバスケW杯で初優勝した同国代表と並ぶ快挙だとしている。
8日のカタール戦で3-0のストレート勝ちを収め、パリ五輪出場を確定させた際には「6戦6勝。夢であった目標を達成した」と報じた。38歳のベテラン、ギョルギ・グロゼルは「すごすぎる。信じられないような気持ちだ。実感が沸かず、とにかく嬉しいだけ。夢を信じて、決して諦めてはいけないんだ。僕らはそれをやり遂げ、パリ行きを決めた」と喜びを語ったという。
記事は今大会の戦いぶりについて「(チーム内で)ずば抜けていたのがグロゼルで、6試合で132得点をあげた。加えて、バレーチームはバスケチームと同じようにチームのいい雰囲気が印象的だった」と評し、本番での健闘を期待している。
プールAからはドイツとブラジル、プールBからは米国と日本、プールCからはポーランドとカナダがパリ五輪出場を決めている。
(THE ANSWER編集部)