「日本サッカーの極めて厚い基礎がここに」 大学生10人のU-22日本銀メダルを中国メディア称賛【アジア大会】
杭州アジア大会は7日、男子サッカー決勝で日本が韓国に1-2で逆転負け。2大会連続銀メダルとなったものの、地元の中国メディアは「この成績だけでも、彼らはすでに大変素晴らしい。22人のうち10人も大学に所属する選手なのだ」と称賛している。
男子決勝は韓国2-1日本
杭州アジア大会は7日、男子サッカー決勝で日本が韓国に1-2で逆転負け。2大会連続銀メダルとなったものの、地元の中国メディアは「この成績だけでも、彼らはすでに大変素晴らしい。22人のうち10人も大学に所属する選手なのだ」と称賛している。
試合は日本が前半2分にFW内野航太郎が早々に先制点を決める展開。しかし、韓国の圧力に屈した日本が次第に消極的に。同27分にFWチョン・ウヨン、後半11分にはチョ・ヨンウクが得点し、韓国が逆転で3連覇を達成した。金メダル獲得で兵役免除の大会。オーバーエイジ枠も活用し、海外組も活用した本気ぶりが実った。とはいえ、地元の中国メディアからは日本に対する称賛が送られている。
「騰訊足球」は「日本男子サッカー、決勝で2大会連敗。男女での金ならず。大学生チームで銀は底の厚さを際立たせる」との見出しで記事を掲載した。決勝で敗れながら「この成績だけでも、彼らはすでに大変素晴らしい」と強調。「アジア大会に参加した日本の男子サッカーはU-23の年齢の最強の陣容ではない。というのも22人の名簿の中で10人もが大学に所属する選手なのだ」と若手主体で韓国と渡り合ったことを特筆した。
記事では、日本代表がここまで全勝で勝ち上がった道のりを紹介。女子とのアベック金メダルは逃したものの、「『大学生チーム』でアジア大会の銀メダルを獲得したことがすでに、日本サッカーに極めて厚い基礎があることを物語っている。そしてこれは『スポーツと教育の結合』を示す大変素晴らしい結果であるし、日本のサッカーが持続可能な発展を続けていく基礎がここにある」と日本サッカーの層の厚さを称賛した。
(THE ANSWER編集部)