「並外れたスキルで敵の期待を粉砕した」 W杯の裏で躍進、バレー女子45年ぶりV王手にアジア連盟注目【アジア大会】
杭州アジア大会は6日、女子バレーボール準決勝で日本がベトナムを3-1で破り、17年ぶりの決勝進出。45年ぶりの金メダルに王手をかけた。一方、タイを3-0で破った中国も決勝に駒を進め、日本と激突。アジアバレーボール連盟も対決に注目している。
女子バレー決勝は日本―中国のカードに
杭州アジア大会は6日、女子バレーボール準決勝で日本がベトナムを3-1で破り、17年ぶりの決勝進出。45年ぶりの金メダルに王手をかけた。一方、タイを3-0で破った中国も決勝に駒を進め、日本と激突。アジアバレーボール連盟も対決に注目している。
アジアバレーボール連盟公式サイトは「中国と日本がアジア大会女子バレーで無敗対決へ」との記事を掲載。「不屈の中国がタイにセンセーショナルな勝利を収め、土曜日のアジア大会決勝で日本と無敗同士で激突する」「世界ランク6位で今年のネーションズリーグ準優勝の中国は同13位のアジア選手権女王タイに3-0の衝撃的勝利。日本は闘志あふれるベトナムを3-1で退けた」と両雄の歩みを紹介した。
日本については「同9位の日本は同39位ベトナムの脅威を生き延び、4セットの死闘を勝ち抜いた」と言及し、2006年カタール大会以来の決勝進出となったことをレポート。「1セット先取されたベトナムは第2セットで反撃に転じるも、日本がコンビネーションアタックと見事な守備を含む並外れたスキルで相手の期待を打ち砕いた」と総合力で上回る日本がベトナムを圧倒したことに賛辞を述べた。
アジア大会が1年延期となった影響で9月のパリ五輪兼ワールドカップ(W杯)と時期が重なり、今大会は吉原知子監督率いるB代表が挑んでいる日本。そんな中で貴重な国際大会の経験を積みながら、完全アウェーの決勝で45年ぶりの戴冠を成し遂げられるか。
(THE ANSWER編集部)