北朝鮮サッカー女子は日本戦イエローカード1枚 危険なヒップアタックで即提示も大きな混乱なし
中国・杭州で行われているアジア大会は6日、女子サッカー決勝が行われ、日本が4-1で北朝鮮を破り、史上初の連覇を達成した。両国は男子準々決勝でも対戦し、北朝鮮に6枚のイエローカードが出されるなど大荒れの展開だったが、女子は北朝鮮にイエローカード1枚が提示されるのみに留まり、大きな混乱はなく試合が終わった。
アジア大会
中国・杭州で行われているアジア大会は6日、女子サッカー決勝が行われ、日本が4-1で北朝鮮を破り、史上初の連覇を達成した。両国は男子準々決勝でも対戦し、北朝鮮に6枚のイエローカードが出されるなど大荒れの展開だったが、女子は北朝鮮にイエローカード1枚が提示されるのみに留まり、大きな混乱はなく試合が終わった。
1日に行われた男子準々決勝では、北朝鮮の選手が大荒れ。6枚のイエローカードが出されただけでなく、日本のスタッフから給水ボトルを奪い取った相手選手が拳を振り上げて威嚇をする場面も。2-1で日本が勝利したが、試合後には北朝鮮の選手が怒りの表情でレフェリーに詰め寄るなど物々しい雰囲気だった。
この日の女子決勝は、北朝鮮への大歓声が沸き起こるなど日本にとってアウェーの展開に。前半は1-1の同点で折り返したが、後半21分に左CKから大沢春花のヘッドで勝ち越し。その3分後には、18歳の谷川萌々子が鮮やかなミドルシュートで追加点を奪い、27分にも千葉玲海菜が得点。リードを広げ、そのまま勝ち切った。
この試合で北朝鮮に提示されたイエローカードは1枚。36分過ぎにヘディングの競り合いで、田畑晴菜の頭の上からリ・クムヒャンがヒップアタックをするような形になり、危険なプレーで即座にカードが出された。それ以外は大きな混乱はなく、試合は終了。日本が連覇を達成した。
(THE ANSWER編集部)