韓国の美人カバディ選手に世界が注目 ミスコリア出身、元軍人…超異色の経歴歩む理由「偏見破りたかった」【アジア大会】
中国・杭州で行われているアジア大会で、女子カバディの“異色選手”が注目されている。韓国のウ・ヒジュンは開催地の中国をはじめとする海外メディアからもインタビューを申し込まれ、ボランティアからの記念撮影の要請も後を経たないのだという。
韓国紙「毎日経済」に語る「カバディへの関心高まりうれしい」
中国・杭州で行われているアジア大会で、女子カバディの“異色選手”が注目されている。韓国のウ・ヒジュンは開催地の中国をはじめとする海外メディアからもインタビューを申し込まれ、ボランティアからの記念撮影の要請も後を経たないのだという。
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元ミスコリアという美貌に加え、韓国陸軍の中尉として勤務していたという経歴の持ち主。その上、カバディの韓国代表としてプレーし続けるのはなぜなのか。韓国メディア「毎日経済」がインタビューしている。
ウ・ヒジュンは2019年に行われたミスコリアで、次点にあたる「善」賞に輝き、2021年には陸軍に入隊。今年6月まで特殊戦司令部の中尉として服務し、レバノンへの派遣も経験したという職業軍人出身でもある。
記事は、大会を終えたウ・ヒジュンの「私に対する関心が、カバディにもつながるので気持ちよかった。周りからも、カバディはどういうスポーツで、どんな選手がいるのかという質問をたくさんされてきた。最近は関心が高まっているのを感じます」という言葉を伝えている。
現在29歳のウ・ヒジュンが、それほど愛するカバディと出会ったのは10年前。2013年にインドを旅行した際に、偶然に子どもたちが道路でカバディをしているのを見て虜になった。帰国後、韓国のカバディ協会を訪ね、技術を学んだのだという。「1人が個人プレーで攻撃して、7人はそれを止めようと一緒に動く。個人戦と団体戦を、1つの種目で両方経験できるのが大きな魅力です」と話した。