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審判威嚇の北朝鮮は「やくざサッカー」 久々国際舞台での蛮行を韓国紙も批判「国際的な恥をかいた」【アジア大会】

中国・杭州で行われているアジア大会で、審判への威嚇や日本のスタッフから水を強奪するなどの反スポーツマン行為で問題視されている北朝鮮のサッカーチームに、国際舞台から懲戒を受ける可能性があると韓国紙が報じている。

アジア大会のサッカー日本代表【写真:Getty Images】
アジア大会のサッカー日本代表【写真:Getty Images】

杭州アジア大会、男子サッカーでの蛮行

 中国・杭州で行われているアジア大会で、審判への威嚇や日本のスタッフから水を強奪するなどの反スポーツマン行為で問題視されている北朝鮮のサッカーチームに、国際舞台から懲戒を受ける可能性があると韓国紙が報じている。

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 韓国紙「イルガンスポーツ」は「3年8か月ぶりに現れたやくざサッカー、国際舞台で懲戒の可能性」という厳しい見出しで報道。日本サッカー協会が、1日に行われた準々決勝での行動が反スポーツ的だとして、国際サッカー連盟とアジアサッカー連盟に意見書を送ったが、これを受けての記事だ。

 本文では「日本協会が、どんな場面の映像を提出したから公開されなかったが、推測される状況はたくさんある」「この日、北朝鮮は荒いプレーをしていた。90分間でイエローカード6枚を収集した。問題は非常識な『暴力』だった」と続けた。

 試合は日本が2-1で勝利したが、北朝鮮は危険なファウルを連発し6枚のイエローカードを出された。試合中には日本のスタッフから給水ボトルを奪い取ってから拳をあげるような場面もあり、終了後には興奮した選手が集団で主審を取り囲み“威嚇”するかのような場面も。記事はこれらの行為を「明らかに常識では理解しにくい場面だった」と断じている。

 数々の蛮行について、北朝鮮のシン・ヨンナム監督は「間違った(審判の)宣告に、少し興奮したのは事実」「主審が公正でなければ、サッカーに対する侮辱」と擁護するようなコメントを残したことも紹介した。

 さらに、北朝鮮のスポーツ界が東京五輪への参加拒否などを理由に、国際大会への参加資格を停止されていたことを紹介。「サッカーも2020年1月、アジアU-23チャンピオンシップを最後に姿を消していたが、今回のアジア大会で復帰した」と伝えている。続けて「久しぶりに世間の注目を集める舞台で、やくざサッカーのせいで国際的な恥をかいたのはもちろん、懲戒まで受けることになりそうだ」とした。

(THE ANSWER編集部)


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