大谷翔平は「理解できないような球を打つ」 WBC米国代表が振り返る極上対決「うまく投げられたと思ったが…」
今季も大活躍だった米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手。数々のインパクトを残した中、6月末に放った今季25号、日米通算200号となる節目の一発を、被弾した投手が振り返っている。「(大谷は)どうして打てるのか理解できないような球を打つんだよ」「生粋の困らせものだよ」と半ば呆れたように、大谷の驚異的な技術とパワーに賛辞を贈った。米コロラド州デンバーのメディア「DNVR」が報じている。
大谷からWBCで三振を奪ったロッキーズのフリーランド
今季も大活躍だった米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手。数々のインパクトを残した中、6月末に放った今季25号、日米通算200号となる節目の一発を、被弾した投手が振り返っている。「(大谷は)どうして打てるのか理解できないような球を打つんだよ」「生粋の困らせものだよ」と半ば呆れたように、大谷の驚異的な技術とパワーに賛辞を贈った。米コロラド州デンバーのメディア「DNVR」が報じている。
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大谷との対戦を振り返ったのは、ロッキーズの左腕カイル・フリーランド投手。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では米国代表として出場し、日本との決勝では大谷から見逃し三振を奪った。
しかし、聞かれるのは大谷に打たれた場面のことばかりだという。6月23日(同24日)に本拠地デンバーで対戦。2-2の同点で迎えた5回、先頭で打席に迎えると内角ボールゾーンへのシンカーを、右中間のブルペンに放り込まれた。
フリーランドによれば、この打席は「彼をWBCで詰まらせたところに投げ込むようにしていた」のだという。
「記者にも言ったけど、あれは狙い通りの球だったんだ。本当にゾーン内に投げたつもりはなかった。次の投球をしやすくするために、彼をプレートから離して、構える位置を少し変えてもらおうとした」