バレー男子日本、伊メディアがスーパー18歳を最注目選手に指名「日本に衝撃与えた」
バレーボール男子の世界選手権(イタリア・ブルガリア共催)が9日から幕を開ける。世界ランク12位の日本について、開催国で1次リーグで激突する世界ランク4位イタリアの母国メディア「OAスポーツ」が紹介。石川祐希(エマ・ビラ・シエナ)、柳田将洋(クプルム・ルビン)のWエースではない“第3の男”を最注目選手に挙げている。
世界選手権開催国イタリアが日本を紹介、最注目選手は18歳アタッカー西田有志
バレーボール男子の世界選手権(イタリア・ブルガリア共催)が9日から幕を開ける。世界ランク12位の日本について、開催国で1次リーグで激突する世界ランク4位イタリアの母国メディア「OAスポーツ」が紹介。石川祐希(エマ・ビラ・シエナ)、柳田将洋(クプルム・ルビン)のWエースではない“第3の男”を最注目選手に挙げている。
記事では日本と初戦で当たることを紹介した上で「日本は2020年東京五輪へ向けて入念な準備をしているだろう。監督のユウイチ・ナカガイチはまだ若いが、試合というものをよく知っている。日本チームは速く攻撃的な試合展開、よく働く守備と典型的なアジアのスタイルである」と就任2年目となった中垣内ジャパンを警戒している。
日本では石川&柳田というWエースを擁するが、特集では“第3の男”を最注目選手に挙げている。「注目選手は、最も若い2000年生まれのユウジ・ニシダである」と西田有志(ジェイテクト)を指名。「オポジットのニシダは日本国内リーグに光をもたらし、衝撃をも与えたのである」と記し、スーパー18歳のサウスポーを高く評価している。
柳田と石川についても「キャプテンでもあるマサヒロ・ヤナギダは高い質が保証されている選手だ。同じく高レベルで、鉄槌の攻撃を持つのはユウキ・イシカワだが、我々は彼を良く知っている。ユウキはイタリアリーグのラティーナの元選手であり、10月からはシエナでプレーする」とも記し、注目度の高さが伺える。
東京五輪に向けても試金石となる大会。全日本は貴重な経験を積み、2年後に向け、収穫を得られるか。注目の戦いとなる。
(THE ANSWER編集部)