日本人初のMLB本塁打王獲得

　米大リーグは1日（日本時間2日）にレギュラーシーズン全日程を終了し、エンゼルスの大谷翔平投手はリーグ最多の44本の本塁打を放ち、ア・リーグの本塁打王のタイトルを獲得した。日本人選手として初の快挙を称賛する声が絶えない中、意外な人物からも祝福の声が。「歴史的偉業を目の当たりにでき、われわれは本当に幸運です」と絶賛している。

　祝福は国境を越えた。大谷の本塁打王が確定し、すぐに反応したのがラーム・エマニュエル駐日大使。自身のツイッターを更新し、全文日本語で「オオタニさん、MLBアメリカン・リーグで日本人初となる本塁打王獲得おめでとうございます！ 素晴らしい二刀流のプレーと、不可能を可能にした歴史的偉業を目の当たりにでき、われわれは本当に幸運です」とつづった。

　同時に公開した写真は大谷との2ショット。3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の日本代表に合流する直前、米国でのスプリングトレーニングを終えて帰国したばかりの足で在日米大使館を訪問しており、その時に撮影した写真だ。日本人ファンからは「日本人として誇らしい」「大谷翔平、外交もできる男」といった声が寄せられている。