「OBが語るような選手じゃなくなった」 遂にHR王の大谷翔平、伝説の鉄人・山本昌が選ぶ今季ベストHR
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、ア・リーグが全日程を終えたことで日本人初のMLB本塁打王が確定した。中日ドラゴンズで活躍し、ドジャース傘下の1Aでもプレーしていた山本昌氏が、MLB「ABEMA」生中継内で「今季の大谷翔平ベストホームラン」を解説。日本時間7月1日のダイヤモンドバックス戦で放った、記録ずくめの第30号を今季最高に選んだ。
記録ずくめの30号ソロを選出
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、ア・リーグが全日程を終えたことで日本人初のMLB本塁打王が確定した。中日ドラゴンズで活躍し、ドジャース傘下の1Aでもプレーしていた山本昌氏が、MLB「ABEMA」生中継内で「今季の大谷翔平ベストホームラン」を解説。日本時間7月1日のダイヤモンドバックス戦で放った、記録ずくめの第30号を今季最高に選んだ。
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本拠地エンゼルスタジアムでの試合。6回の第3打席で、相手先発ヘンリーのスライダーをフルスイング。打球は右翼席上段付近に飛び込む30号ソロとなった。日本人選手として初の3年連続30号、月間ではア・リーグ最多に並ぶ15本目を記録した。さらに米データサイト「baseball savant」によると、打球速度は約185.2キロ、飛距離は約150メートルにも及ぶ特大弾で、大谷にとってメジャー移籍後最長となる飛距離だった。
NPBで50歳まで現役を続けた伝説的な鉄人・山本氏は「ア・リーグ月間最多の15本、3年連続30本。負けている中でも記録ずくめだった。これ、飛距離もすごかったんですよ。僕らOBが語るような選手じゃなくなった。誰もやったことがないことをこれだけ堂々とやってのける選手に対して、僕らOBがなんら言うことがない選手になりましたね」と大谷に感心するほかなかった。
大谷は右ひじの手術を受け、来季は打者に専念する見込み。山本氏は「肘の手術をしても活躍の場がある。しっかりケアしながらやってほしいなと思う。マンガみたいなことを普通にやっている。これだけ長く二刀流を続けられているのはすごい」とコメント。また、過去に大谷と話したことを振り返り「やっぱりストイック。本当に野球に対して真剣にやっている」と称賛した。
(THE ANSWER編集部)