崖っぷちバレー日本、不覚のエジプト戦で海外メディアが見た“異常”「エジプトは笑顔。日本は…」
バレーボール男子のパリ五輪予選兼ワールドカップ(W杯)は3日、東京・代々木第一体育館で世界ランク5位の日本がチュニジアと対戦する。1日のエジプト戦で2セットを先取しながらまさかの逆転負けを喫し、残り5戦は負けられない展開に。海外メディアは、エジプト戦で日本の選手たちに感じた“異常”も伝えていた。
パリ五輪予選兼ワールドカップ
バレーボール男子のパリ五輪予選兼ワールドカップ(W杯)は3日、東京・代々木第一体育館で世界ランク5位の日本がチュニジアと対戦する。1日のエジプト戦で2セットを先取しながらまさかの逆転負けを喫し、残り5戦は負けられない展開に。海外メディアは、エジプト戦で日本の選手たちに感じた“異常”も伝えていた。
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エジプト戦では2セットを連取しながら、3セット連続で落とし2-3でまさかの逆転負け。勝利した初戦のフィンランド戦でも2セット先取からフルセットにもつれ込んでおり、もどかしい試合が続いた。パリ五輪切符を掴めるのは8チーム中2チーム。もう負けられない崖っぷちに立たされた。
スイスのバレーボール専門メディア「バレーボール・ワールド」は「エジプトが衝撃的なカムバックで日本に勝利」と見出しを打ち、「第1セットで日本が圧倒していた時、こんな結果になるとは予想もできなかった」などと報道。やはり予想外の結末だった様子で、「しかし、第3セットから形勢が変わり、同19位のエジプトが巻き返して3-2の驚異的な勝利を収めた」と驚きをもって伝えていた。
さらに、同メディアは公式Xで第5セットに見られた両国の違いをこう伝えていた。
「エジプトは第5セットではよりリラックスしている。選手たちは笑顔を見せている。その一方で、日本は気合いを入れた顔だ」
敗戦目前の状況から追い上げ、イケイケの状態だったエジプトと、ホームの雰囲気に後押しされて快調な滑り出しをしながら追いつかれた日本。表情を見てもその雰囲気は対照的で、日本に“異常”も感じたようだ。
休養を1日挟んで迎えるチュニジア戦。日本の底力が試される。
(THE ANSWER編集部)