桐生祥秀が100m10秒27で準決勝進出 代表復帰1発目で貫録「トップスピード上げて勝負したい」【アジア大会】
中国・杭州で行われているアジア大会では29日、陸上の男子100メートル予選が行われ、桐生祥秀(日本生命)は10秒27(向かい風0.2メートル)で1組2着。30日に行われる準決勝進出を決めた。桐生にとっては2019年のドーハ世界陸上以来の個人種目での日本代表となる。
第2組の小池祐貴も10秒27で決勝へ
中国・杭州で行われているアジア大会では29日、陸上の男子100メートル予選が行われ、桐生祥秀(日本生命)は10秒27(向かい風0.2メートル)で1組2着。30日に行われる準決勝進出を決めた。桐生にとっては2019年のドーハ世界陸上以来の個人種目での日本代表となる。
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桐生はレース後「明日につながる動きをできた。着順は見えてなかったけど、逆に言うと自分に集中できていたのかな」と語り、タイムについては「予選よりトップスピード上げて、しっかり準決勝、決勝で勝負したい」とさらに伸ばして行くと誓った。
2016年のリオデジャネイロ、2021年の東京と2大会続けて五輪に出場した桐生は、昨年6月の日本選手権100メートルで6位に終わると残りのシーズンを休養し、今季からレースに復帰した。5月6日の木南記念陸上予選では100メートルで10秒03をマーク。その後も5月21日のセイコーゴールデングランプリ横浜で左太ももを肉離れするなど、順調とは言えないシーズンを送ってきた。自己ベストは2017年に記録した9秒98。
アジア大会では2018年のジャカルタ・パレンバン大会で4×100メートルリレーに出場し、日本の20年ぶり金メダルに貢献しているが、2014年の仁川大会を負傷で欠場したため個人種目は今大会が初出場となる。
また、第2組に登場した小池祐貴(住友電工)も10秒27(向かい風0.2メートル)で1位。こちらも準決勝に進出した。
(THE ANSWER編集部)