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札付き審判の誤審疑惑が「ただただ酷い」 27mも歩いて打者猛抗議、日本人も「そりゃブチ切れるわ」

米大リーグで悪評高いエンゼル・ヘルナンデス審判員の“迷判定”に、実況席も口あんぐりだ。28日(日本時間29日)にフィラデルフィアで行われたパイレーツ戦で、フィリーズの主砲ブライス・ハーパー外野手がハーフスイングの判定に猛抗議して退場となった。この場面に米放送局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」は「彼が審判をすると、必ずなんらかの問題が発生するように思う。ほぼ100%だ」「ただただ酷い」と呆れたかのようなコメントを並べている。

フィリーズのブライス・ハーパー【写真:ロイター】
フィリーズのブライス・ハーパー【写真:ロイター】

まさかのハーフスイング判定にフィリーズのハーパーが激怒

 米大リーグで悪評高いエンゼル・ヘルナンデス審判員の“迷判定”に、実況席も口あんぐりだ。28日(日本時間29日)にフィラデルフィアで行われたパイレーツ戦で、フィリーズの主砲ブライス・ハーパー外野手がハーフスイングの判定に猛抗議して退場となった。この場面に米放送局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」は「彼が審判をすると、必ずなんらかの問題が発生するように思う。ほぼ100%だ」「ただただ酷い」と呆れたかのようなコメントを並べている。

 3回の打席、ハーパーはフルカウントから内角低めに落ちていくスライダーにバットを止め、四球を確信してすねの防具を外し始めた。ただこれを、三塁のヘルナンデス審判はスイングと判定した。

 激怒したハーパーは、打席から三塁に向かいかけただけで退場を宣告されたものの、約27メートルの塁間を構わず突進。ヘルナンデス審判と顔がぶつかりそうな距離で猛抗議している。ロブ・トムソン監督に止められ、すさまじいブーイングの中ようやくベンチへ戻っていった。ヘルメットをスタンドへ放り投げると、まるでヒーローを迎えるかのように大歓声が上がった。

 この場面を、NBCが公式X(旧ツイッター)で公開すると、日本のファンからも「そりゃハーパーもブチギレるわ。明らかに振ってないもん」「フィリーズに恨みでもあるのか」「どうしてまだ彼が審判として存在しているのだろうか」とコメントが付いた。ヘルナンデス審判は誤審の多さで知られ、選手からの「嫌われている審判員」ランキングでも1位になっているほどだ。

 昨年4月にもフィラデルフィアでは、大砲カイル・シュワーバーがヘルナンデス審判のストライク判定に猛抗議して退場となっている。このまま因縁の地となってしまうのだろうか。

(THE ANSWER編集部)

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