大谷翔平を「私は絶対にMVPにしない」 吠えた米司会者にファン呆れ「じゃあ誰がふさわしいと思うわけ?」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季打者としては44本塁打、打率.304、投手としては10勝という成績を残して激動のシーズンを終えた。右肘の靭帯を痛めて手術に踏み切ったこともあり、出場は135試合にとどまったが、ア・リーグのMVP受賞は決定的という意見が大勢を占める。そんな中、「私は絶対にMVPにしない」という司会者の意見が物議を醸し、炎上状態となっている。
理由は「2か月近く登板せず、3週間ほどチームに帯同していない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季打者としては44本塁打、打率.304、投手としては10勝という成績を残して激動のシーズンを終えた。右肘の靭帯を痛めて手術に踏み切ったこともあり、出場は135試合にとどまったが、ア・リーグのMVP受賞は決定的という意見が大勢を占める。そんな中、「私は絶対にMVPにしない」という司会者の意見が物議を醸し、炎上状態となっている。
発端となったのは、MLB専門局「MLBネットワーク」が公式X(旧ツイッター)で、「クリストファー・ルッソはショウヘイ・オオタニがア・リーグMVPに相応しくないと思っている。あなたは同意しますか?」とファンに問いかけた投稿だ。
同局が展開する「ハイ・ヒート」という番組で司会を務めるクリストファー・“マッドドッグ”・ルッソ氏は「彼がどうせ受賞するだろうから私の意見なんて誰も気にしないだろうが、私は絶対にショウヘイ・オオタニをMVPにしない。私はね」と言い切ったのだ。
理由として挙げるのは、MVPの考え方として「Most Valuable Player(最も価値のある選手)であってBest Player(最高の選手)ではない」という1点だ。エンゼルスは27日(日本時間28日)までに71勝88敗と沈んでおり、大谷も「ロッカーをきれいにして、9月のほとんどを欠場している。2か月近く登板せず、3週間ほどチームに帯同していない。それを責めはしないが、球団に帯同していない選手をMVPとすることはできない。私はね。おそらく彼が受賞するだろうから、誰も私の意見など気にしない」と吠えまくった。
ただ、打撃成績だけを見れば対抗馬に挙げられるコーリー・シーガー内野手(レンジャーズ)も「ほとんどプレーしていない。113試合しか出場していないことは知っている。ア・リーグに信じられないような候補があまりいないことは分かっている」としている。
Xの投稿には投票機能が設定されており、7500票を超えたところでこの意見に同意しないという声が74.2%を占めている。ファンからは「彼は間違いなく野球を見ていない」「なんてひどい見解だ」「彼は最悪だ。MLBネットワークは彼に給料を払っていることを恥じるべき」「じゃあ誰がア・リーグMVPに相応しいと思うわけ? シーガーはオオタニより出場試合少ないし、ジャッジもそうだ……」などと、ルッソ氏の意見を真っ向から否定するコメントが相次いだ。
(THE ANSWER編集部)