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世界2位女子テニス選手が感激した日本のファン、スタンドに掲げられた愛情の証しに「こんなに多くいるとは…」

女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンは27日にシングルス2回戦を行い、第1シードで世界ランキング2位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が同148位の本玉真唯を6-4、7-5のストレートで破り、初戦を突破した。グランドスラム(GS)4勝の実力者は来日してから接した日本のファンに感激したよう。海外テニスメディアはシフィオンテクが「母国から遠く離れたところにこんなにいるなんて…」と語ったことを紹介している。

東レ・パンパシフィック・オープン、試合後に日本ファンに感謝を述べるイガ・シフィオンテク【写真:Getty Images】
東レ・パンパシフィック・オープン、試合後に日本ファンに感謝を述べるイガ・シフィオンテク【写真:Getty Images】

東レ・パンパシフィック・オープン

 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンは27日にシングルス2回戦を行い、第1シードで世界ランキング2位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が同148位の本玉真唯を6-4、7-5のストレートで破り、初戦を突破した。グランドスラム(GS)4勝の実力者は来日してから接した日本のファンに感激したよう。海外テニスメディアはシフィオンテクが「母国から遠く離れたところにこんなにいるなんて…」と語ったことを紹介している。

 想像していない光景だった。会場に詰めかけたファンが持っていたのは「イガ愛してる」と英語で書かれたフラッグ。ベースになっているのはポーランド国旗のようだ。他にも「IGA」と書かれたタブレットを掲げる女性ファンの姿も見られた。

 テニスの情報を週刊で配信している海外メディア「ザ・テニス・レター」のX(旧ツイッター)は「イガ・シフィオンテクが日本の観客に対して」とつづり、シフィオンテクのコメントを紹介した。

「皆さんありがとうございます。あなたたちはとても歓迎してくれました。サインを書いているときでさえ、贈り物をたくさんもらいました。よくあることではありません……イガのサインを掲げてくれている人達、ありがとうございます。母国からこれだけ遠く離れたところにこんなに多くのファンがいるなんて全く知りませんでした」

 2020年に全仏を制してGS初優勝したシフィオンテク。2022年に全仏、全米を制し、今年の全仏で4つ目のビッグタイトルをつかんだ22歳にとっても日本は未知の国だったよう。海外ファンからは「これはとっても素敵」「イガは北京でびっくりするだろう、そこにはさらにたくさんのファンがいるからね」といったコメントが寄せられている。

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