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卓球日本女子は「韓国より明らかに一段上」 決勝で激突・中国メディア警戒「気を緩めてはならぬ」

中国・杭州で行われているアジア大会で25日、卓球女子団体の準決勝が行われ、日本が3-1で韓国を撃破。エースの早田ひなが先勝した後は平野美宇が敗れたものの、15歳の張本美和、再度登場した平野が制し、26日に行われる決勝へ進んだ。金メダルをかけて激突する地元の中国メディアは「中国チームが大きくリードしてはいるが、それでも気を緩めてはならない」と警戒している。

韓国を撃破した張本美和、平野美宇、早田ひな(左から)【写真:Getty Images】
韓国を撃破した張本美和、平野美宇、早田ひな(左から)【写真:Getty Images】

アジア大会の卓球女子団体決勝で日本VS中国

 中国・杭州で行われているアジア大会で25日、卓球女子団体の準決勝が行われ、日本が3-1で韓国を撃破。エースの早田ひなが先勝した後は平野美宇が敗れたものの、15歳の張本美和、再度登場した平野が制し、26日に行われる決勝へ進んだ。金メダルをかけて激突する地元の中国メディアは「中国チームが大きくリードしてはいるが、それでも気を緩めてはならない」と警戒している。

「中国卓球の二大ライバルである日本女子と韓国女子が隘路で行き遭い、激突した」と日韓戦によるセミファイナルに注目した「新浪体育」は「世界女王に輝いたこともある平野美宇は苦戦し、フルセットの末、中国から韓国に帰化した田志希に敗れたが、日本チームは3-1で最終的に勝利し、驚きの敗戦はあったものの危ない想いはせずに決勝に進んだ」と報じた。

 その上で「日韓は外国の卓球チームの中ではいずれも強いチームだが、特に女子チームは明らかに日本が韓国の一段上に位置し、近年は大きな試合でいつも中国チームと決勝を戦い、最終的に準優勝となっている」と言及。「韓国も、少し前のアジア卓球では女子団体の銀メダルに輝いたが、それはくじ運がよかったからに過ぎない。韓国は、先に日本か中国に当たれば、ベスト4に終わることになる」と両国を比較した。

 日本との決勝については「中国チームが大きくリードしてはいるが、それでも気を緩めてはならない」と優位性は強調しながら警戒心は解かない。「現時点でみると、平野は外国人選手との試合でのパフォーマンスは伊藤美誠には及ばないようだ。状態があまり安定していない。世界ランキングがなかなか上がらないのもそのためだろう。さて、日本チームは中国卓球に脅威を与えることができるか」と注目した。

(THE ANSWER編集部)


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