フィリーズの名物マスコット「ファナティック」がお菓子を持って放送席へ…

　米大リーグ・フィリーズのマスコット「フィリー・ファナティック」が放送席へ乱入して起こした微笑ましい“大事件”に、現地の実況アナウンサーが悲鳴を上げている。8月末には、試合前にエンゼルスの大谷翔平投手に絡んで話題となったマスコットの大暴れは、止まる様子がない。

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　22日（日本時間23日）にフィラデルフィアで行われたフィリーズ戦は、米放送局「Apple TV＋」の今季最後の中継日。ただで終わるわけがなく、緑色の毛むくじゃらが放送席へ乱入。大げさに転んでみせると、手にしていた大量のスナック菓子が宙を舞い、実況席にばらまかれるという“大惨事”を引き起こした。

　実況を務めるアレックス・ファウスト氏は自身のX（旧ツイッター）で「大リーグでの最初のフルシーズンは、ファナティックの嫌がらせなしには完結しないね」と記した。かつてはNHLキングスなどの実況を務めていたが、MLBでのシーズン完走は今季が初めてだった。

　ファナティックは8月28日（同29日）の試合で、フィラデルフィアを訪れた大谷に興味津々。打席の準備をする大谷に、スケッチブックに記した謎の似顔絵を強引に見せようとするなど強引に絡んでいた。想像を超えた動きから、今後も目を離せそうにない。