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20号到達の鈴木誠也を米メディア絶賛 9月打率.370&7HR、PO争う最終盤で爆発「真価を発揮」

米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手が22日(日本時間23日)、本拠地ロッキーズ戦に「6番・右翼」で先発出場。20号2ランを含む4打数3安打3打点の活躍で、6-0の勝利に大きく貢献した。メジャーの日本人選手としては3人目、右打者では初の20号到達。9月は打率.370、7本塁打、22打点、OPS1.170と絶好調だ。プレーオフ進出へ負けられない時期で、米メディアは「一番必要としている時に真価を発揮」などと絶賛している。

20号2ランを放ったカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
20号2ランを放ったカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

メジャー日本人3人目の20号到達

 米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手が22日(日本時間23日)、本拠地ロッキーズ戦に「6番・右翼」で先発出場。20号2ランを含む4打数3安打3打点の活躍で、6-0の勝利に大きく貢献した。メジャーの日本人選手としては3人目、右打者では初の20号到達。9月は打率.370、7本塁打、22打点、OPS1.170と絶好調だ。プレーオフ進出へ負けられない時期で、米メディアは「一番必要としている時に真価を発揮」などと絶賛している。


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 プレーオフ進出を目指すカブスで、誠也のバットが止まらない。0-0で迎えた初回にいきなり左前適時打で先制点をもたらすと、4回無死一塁の第2打席では外角高めを豪快に振り抜いた。リードを広げる左中間への20号2ラン。これで大谷翔平、松井秀喜に続く日本人3人目のMLBシーズン20号到達となった。右打者ではこれまで井口資仁、城島健司の18本が最多だったが、鈴木が初の大台となった。

 ワイルドカード争いの真っ只中にあるカブスにおいて、9月爆発中の鈴木の存在感は増すばかりだ。米イリノイ州地元放送局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」も、「カブスは一番必要としているときにセイヤ・スズキが真価を発揮するところを見る」との見出しで記事を掲載し、重要なシーズン終盤での活躍ぶりに脚光を浴びせた。

「スズキは今月、灼熱の期間を送っている。9月に打率.370、出塁率.429、長打率.741、7本塁打、22打点を記録。金曜日には4打数3安打でカブスの最初の3打点を叩き出した」と好成績を伝えている記事では「これは8月に打率.321、OPS1.006をマークした後に起こったことだ」と8月から成績が上向いていることを指摘。この日の試合後に「自信というものはパワフルなものだ」と称賛を送ったロス監督は、こうも語ったという。

「自分が重荷を背負わないと、と感じる必要がない勝てるチームにいて、自分にプレッシャーをかけすぎることなく、自由にプレーしている。彼にとって本当にナイスな試合だった。巨大なホームランだった。彼はとてもいいスイングをしている」

 さらにカブス専門メディア「ブリーチャー・ネーション」も「セイヤ・スズキとジャレッド・ヤングが本塁打!」との見出しをつけた記事の中で「今季20号を放ったセイヤ・スズキから、これ以上の後半戦を求めることは本当にできない」「彼はほぼ2か月間に渡って、球界最高のスラッガーだ」と鈴木を絶賛。プレーオフ進出圏内にいるカブスにとって、もはや欠かせない存在となっている。

(THE ANSWER編集部)

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