勝みなみの一打とは

　女子ゴルフの国内ツアー・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンが22日、宮城・利府GC（6569ヤード、パー72）で開幕した。ツアー通算8勝の勝みなみ（明治安田生命）がギャラリーをザワつかせる一打を披露。日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は「入らないの？？？」「思わず何度も覗き込んでしまう」と動画を公開した。

　見守ったギャラリーも騒然としたようだ。前半9番パー4。勝は第3打のロングパットを丁寧に転がした。スライスラインを描いたボールはカップへ。徐々に歓声が大きくなったが、あと1センチ転がればカップインというところで止まった。打った本人も驚いたようにリアクション。時間差でも転がり落ちることなく、悔しそうに苦笑いした勝はOKパットを入れてパーとした。

　動画を公開したJLPGA公式X（旧ツイッター）は、文面で「入らないの？？？」と驚きを表現。「思わず何度も覗き込んでしまう、#勝みなみ（@Minami_Katsu_32）の惜しすぎるバーディーパット」と紹介した。ファンからは「いつも圧巻ですね」とコメントが寄せられた。

　今季から米ツアーを主戦場にしている勝は約1か月ぶりの国内ツアー出場。4バーディー、2ボギーの70で回り、通算2アンダーの20位で初日を終えた。