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千賀滉大は過小評価されている…MLB公式が「もっと愛されるべき」 メッツのエースはCY賞争いでも「トップ候補の1人」

今季からメッツでプレーしている千賀滉大投手は、メジャー1年目から11勝7敗、防御率2.95という好成績を残している。MLB公式サイトは「2023年シーズンでもっと愛されるべき10人の選手」という記事を掲載。過小評価されている選手の1人として、千賀もこの中に登場し「ナ・リーグのサイ・ヤング賞候補」と紹介されている。(記録は19日=日本時間20日現在)

メッツの千賀滉大【写真:ロイター】
メッツの千賀滉大【写真:ロイター】

11勝7敗、防御率2.95…シャーザーよりもバーランダーよりも活躍

 今季からメッツでプレーしている千賀滉大投手は、メジャー1年目から11勝7敗、防御率2.95という好成績を残している。MLB公式サイトは「2023年シーズンでもっと愛されるべき10人の選手」という記事を掲載。過小評価されている選手の1人として、千賀もこの中に登場し「ナ・リーグのサイ・ヤング賞候補」と紹介されている。(記録は19日=日本時間20日現在)


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 記事はまず、右ひじの手術ですでにシーズンを終えたものの、打者として44本塁打、投手として10勝を残しているエンゼルスの大谷翔平投手や、史上初の「40本塁打60盗塁」にあと1本と迫っているロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)の名を挙げ「今後何年も記憶に残るようなシーズンを送っている」としている。

 一方で「では、目立たないシーズンを静かに過ごしてきた選手たちはどうなのか? オオタニとアクーニャという個人の偉大さに焦点を当てるのは簡単でふさわしいことだが、素晴らしいシーズンを送った選手は他にもたくさんいる」として、10人の選手を「2023年シーズンでもっと愛されるべき選手たち」だと列挙した。

 この中に千賀も登場する。「シャーザー? バーランダー? メッツにはまだサイ・ヤング級の投手がいて、もっと多くの人がこの投手を話題にするべきだ」。大補強を敢行しながらも低迷するメッツが、放出を強いられた2人の大投手と比較される刺激的な書き出しだ。

 続けて「センガはナ・リーグのサイ・ヤング賞のトップ候補の1人とみなされるべきだ。ブレイク・スネル、ジャスティン・スティール、ザック・ギャレン、スペンサー・ストライダー、ザック・ウィーラーら、この賞を獲得すると思われる選手たちと並んでいる」と、リーグトップ級の能力を見せているとした。

 その根拠として「メッツのエース」はナショナルリーグの防御率3位、奪三振(191)が8位、9イニングあたりの奪三振を示す「K/9」(11.07)でも4位だと紹介。また総合的な勝利への貢献を示す「WAR」も4.3を記録しており、投手部門ではスネル(パドレス)、ウェブ(ジャイアンツ)に次ぐ3位だ。

 記事は「これはおばけフォークの話ではない。センガは冷静な投球をすることで多くの注目を得ているが、彼が率直にリーグで最高の投手の1人であることがもっと取り上げられるべきだ」と結ばれている。

(THE ANSWER編集部)


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