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那須川天心「この為だけに生きてきた」 余裕の計量パスで2戦目出陣「人生25年間が準備期間」

ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級8位・那須川天心(帝拳)が17日、18日に東京・有明アリーナで行われる123ポンド(55.79キロ以下)契約8回戦(Amazon プライム・ビデオで生配信)に向け、都内で前日計量に臨んだ。那須川は55.7キロ、相手のメキシコバンタム級王者ルイス・グスマンは55.4キロでパス。ボクシング転向2戦目の舞台が整い、「もう一度言う この為だけに生きてきた」と決意を込めた。戦績は25歳の那須川が1勝、27歳のグスマンが10勝(6KO)2敗。

前日計量に臨んだ那須川天心【写真:浜田洋平】
前日計量に臨んだ那須川天心【写真:浜田洋平】

前日計量

 ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級8位・那須川天心(帝拳)が17日、18日に東京・有明アリーナで行われる123ポンド(55.79キロ以下)契約8回戦(Amazon プライム・ビデオで生配信)に向け、都内で前日計量に臨んだ。那須川は55.7キロ、相手のメキシコバンタム級王者ルイス・グスマンは55.4キロでパス。ボクシング転向2戦目の舞台が整い、「もう一度言う この為だけに生きてきた」と決意を込めた。戦績は25歳の那須川が1勝、27歳のグスマンが10勝(6KO)2敗。

 那須川は小刻みにステップを踏むようにしながら計量会場に現れた。上半身裸になり、仕上がった肉体を披露。計量台に上がり、体重が読み上げられると両腕で力こぶをつくった。叫ぶように口を大きく広げて喜びをアピール。グスマンも同様にクリアし、フェイスオフでは約15秒にらみ合った。

 計量後は元世界2階級制覇王者・粟生隆寛トレーナーや関係者と談笑するなど、順調に仕上がった様子。インスタグラムに計量クリアの瞬間からフェイスオフなど5枚の画像を公開し、想いをつづった。

「計量クリア 人生25年間が準備期間 もう一度言う この為だけに生きてきた それ以外に言うことはない 明日はやるぞ 会場で、来れない方はPrime videoで応援頼みます」

 4月のデビュー戦以降2度の走り込み合宿を行い、8月には米ラスベガスで約2週間のスパーリング合宿を消化。自己最長8ラウンドにも対応し、スタミナ面を強化した。海外の猛者から左ボディーでダウンを奪うなど成長を実感。デビュー戦はダウンを奪ったものの判定勝ちだっただけに、初のKO勝ちを宣言するなどその期待も高まっている。

 試合はセミファイナル。メインイベントのWBA&WBC世界ライトフライ級(48.9キロ以下)2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)は48.6キロ、挑戦者のWBC1位&WBA4位ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)は48.8キロでクリア。WBO世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)王者・中谷潤人(M.T)は52.0キロ、挑戦者の同級6位アルヒ・コルテス(メキシコ)は51.9キロでパスした。

(THE ANSWER編集部)

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