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大谷翔平、ラスト25戦欠場でもMVP当確か 10勝&44HRで米メディア早くも断言「満場一致になるべき」

米大リーグ・エンゼルスは16日(日本時間17日)、大谷翔平投手が右わき腹痛のため15日間の負傷者リスト(IL)入りすると発表。大谷は今季残り試合を欠場することになった。今季は打者としてリーグ最多の44本塁打を始め、打率.304、95打点、OPS1.066、投手としても10勝5敗、防御率3.14、奪三振164と今季も投打に歴史的な活躍を見せた。米メディアからは「満場一致のMVPになるべき信じられない1年だ」などとリーグMVPが既に決定的であるかのような反応があがった。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

IL入り発表で今季終了

 米大リーグ・エンゼルスは16日(日本時間17日)、大谷翔平投手が右わき腹痛のため15日間の負傷者リスト(IL)入りすると発表。大谷は今季残り試合を欠場することになった。今季は打者としてリーグ最多の44本塁打を始め、打率.304、95打点、OPS1.066、投手としても10勝5敗、防御率3.14、奪三振164と今季も投打に歴史的な活躍を見せた。米メディアからは「満場一致のMVPになるべき信じられない1年だ」などとリーグMVPが既に決定的であるかのような反応があがった。

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 3月のWBCから投打に活躍し、日本を3度目の世界一に導いた大谷。エンゼルスでも6月、7月と2連続で月間MVPに輝くなどチームを引っ張った。しかし、8月に右ひじの靭帯に損傷が見つかり、今季は投手として登板しないことが発表され、9月には打撃練習中に右わき腹を痛め、15日(同16日)のタイガース戦まで11戦連続で欠場していた。

 エンゼルスは14試合を残している状況だが、リーグ本塁打2位のロベルトJr.(ホワイトソックス)には9本差をつけており、大谷の日本人初のMLB本塁打王はほぼ確実な状況。規定打席に達し、自身初の打率3割も達成した。投手としては規定投球回に達しなかったものの、10勝をマーク。米メディアからは既にMVP当確であるかのような反応が続いた。

 米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」のX(旧ツイッター)では、「ショウヘイ・オオタニのシーズンが終わった。MVPシーズンにおめでとう!」と早くも断言。別の投稿では、投打における圧倒的数字を画像で紹介しつつ「これは2023年のア・リーグMVPになる」と伝えていた。

 MLB公式のサラ・ラングス記者もXで「オオタニはエンゼルスの最後の25試合を欠場することになるが、非現実的なシーズンの証拠として、たぶんそれでもMVPを獲得するだろう」と予想。チームのシーズン最後の10試合以上を欠場し、MVPまたはサイ・ヤング賞を獲得したのは2019年のマイク・トラウト(MVP、最後の19試合)、1976年のジム・パルマー(サイ・ヤング賞、最後の11試合)の2人しかいないことも紹介した。

 カリフォルニア地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況パトリック・オニール氏も「わき腹の怪我のためにショウヘイ・オオタニのシーズンが終わったことは驚きではないが、間違いなく悲しい。満場一致のMVPになるべき信じられない1年だ。ただただ残念だ」ともう今季は大谷のプレーが見られないことをXで嘆いていた。

(THE ANSWER編集部)


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