坂本花織の新衣装に海外から絶賛 カナダ記者「デザイナーはメダルに値」「非常にエレガント」
フィギュアスケートのオータムクラシックは15日(日本時間16日)、カナダ・モントリオールで女子シングルのフリーが行われ、坂本花織(シスメックス)が127.58点をマークし、合計203.20点で優勝した。今季海外初戦で好スタートを切ったなか、海外記者はフリーでの衣装に注目。「今年のコスチュームをデザインした人は誰であれ、メダルに値する」と称えている。
オータムクラシックで優勝
フィギュアスケートのオータムクラシックは15日(日本時間16日)、カナダ・モントリオールで女子シングルのフリーが行われ、坂本花織(シスメックス)が127.58点をマークし、合計203.20点で優勝した。今季海外初戦で好スタートを切ったなか、海外記者はフリーでの衣装に注目。「今年のコスチュームをデザインした人は誰であれ、メダルに値する」と称えている。
世界選手権2連覇中の女王が、貫禄の演技を見せた。
ショートプログラム(SP)で75.62点をマークし首位に立っていた坂本は、この日、黒をベースとした新コスチュームでリンクに登場。華麗な演技を見せて、フリーでもトップの127.58点をマークし、合計203.20点で優勝した。
2位のカイヤ・ロイター(カナダ)に30.52点をつける圧倒的な勝利となったが、地元のカナダ紙「グローブ・アンド・メール」の元記者、ビバリー・スミス氏は自身のX(旧ツイッター)にこうつづった。
「カオリ・サカモトの今年のコスチュームをデザインした人は誰であれ、メダルに値する」
この日披露された今季フリーの新衣装に注目し絶賛。さらに「オータムクラシックインターナショナル2023のフリーでの彼女のコスチュームはもの凄く美しく、黒にたくさんの金が前面に散りばめられたものだ。つまり非常にエレガントだ」とも記した。
演技についても「彼女は30.52ポイント差で勝利し、その他全員の影を薄くさせた。これはまだシーズン序盤であり、鼓動は続いていく」と圧巻だったと続けており、今季のさらなる活躍を予想していた。