女子野球の第9回ワールドカップ

　女子野球の第9回ワールドカップ（W杯）は15日、広島・三次きんさいスタジアムで行われた1次リーグB組で、7連覇を狙う日本代表・侍ジャパンがベネズエラに5-4でサヨナラ勝ち。開幕3連勝とした。この日は多くの好守が生まれたが、遊撃手の岩見香枝内野手は三遊間最深部から驚愕の一塁送球を披露。「女子でこれはバケモン」「女子の肩じゃねぇって。すげぇ」とファンを驚かせた。

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　度肝を抜くプレーを演じたのは日本が1-0とリードした3回の守備。ベネズエラの打者が打った打球は三塁手の脇をすり抜け、レフト前に抜けようかという打球。しかし、遊撃手の岩見が追いつくと、すかさず一塁へ投げた。三遊間最深部だったが、鋭い送球をワンバウンドで一塁手のミットに届かせ、間一髪で打者走者をアウトにしてみせた。

　世界野球ソフトボール連盟（WBSC）公式X（旧ツイッター）は「なんてプレーだ！　カエ・イワミ遊撃手が守備範囲の広さを見せつけ打者走者をアウトにする！」と評して、このプレーを動画付きで紹介。女子野球では知られた名手の美技に、日本のファンからは「さすがフィールドの魔術師」「すごい肩！！！」「守備範囲広すぎ！」「女子でこれはバケモン」「女子の肩じゃねぇって。すげぇ」と驚きの声が上がっていた。