大谷翔平“休業中”でもFA先発ランキング1位 米メディア断言「記録を破る契約」…3位に山本由伸
米大リーグはシーズン終盤を迎え、各チームのオフの動きにも注目が集まっている。レッドソックスの地元、米マサチューセッツ州の放送局「NBCスポーツ・ボストン」は今オフのFA先発投手ランキングを作成。右肘を痛めていると発表されているエンゼルスの大谷翔平投手は1位にランク。「それでもトップであることに疑いはない」とされている。
「残念だが2024年に投げることはないだろう」それでもトップ評価
米大リーグはシーズン終盤を迎え、各チームのオフの動きにも注目が集まっている。レッドソックスの地元、米マサチューセッツ州の放送局「NBCスポーツ・ボストン」は今オフのFA先発投手ランキングを作成。右肘を痛めていると発表されているエンゼルスの大谷翔平投手は1位にランク。「それでもトップであることに疑いはない」とされている。
大谷は8月23日(日本時間24日)のレッズ戦で登板した際に右肘の靭帯を痛め、それ以降投手としては出場していない。その後ペリー・ミナシアンGMや代理人のネズ・バレロ氏が取材に応じ、今後何らかの治療を行うとしているもののその方法はまだ明らかになっていない。もし2度目のトミー・ジョン手術となれば、投手としての戦線復帰は大幅に遅れることになる。
それでも大谷を1位に置いたこのランキングも「先発ローテーションの即時強化をしたいチームにとっては残念なことだが、オオタニはUCL損傷のため2024年に投げることはないだろう」と復帰は2025年になると見込んでいる。
ただ能力を高く評価しており「それでも、彼が市場に出るフリーエージェントの中でトップであることに疑いはなく、記録を破る契約を結ぶことが期待される。二刀流の天才は、ロサンゼルス・エンゼルスにとって歴史的なシーズンを過ごし、2度目のMVP賞を確実のものとしている」と称賛。
2位はパドレスのブレイク・スネル。そして3位にランクインしているのが、まだ大リーグでは1球も投げていない山本由伸(オリックス)だ。
記事は「ヤマモトは、日本プロ野球のオリックス・バファローズからポストされると予想されている。そうなれば、右腕のエースをかけた全面的な争奪戦が起こるだろう」と断言。山本が今季14勝5敗、防御率1.26と、NPBで自己最高の成績を残していることを紹介している。
今オフのFA戦線では先発できる投手の駒不足が指摘されており、その中で大谷と山本の2人の評価は上位で固まっている模様だ。果たしてどんな契約条件で、どこを新天地に選ぶのだろうか。
(THE ANSWER編集部)