井上拓真VSアンカハス「11.15」正式発表 アマプラでメインイベント、ユーリ阿久井政悟とW世界戦
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が、11月15日に東京・両国国技館で元IBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)との初防衛戦に臨むことが9月15日、Amazon プライム・ビデオから正式発表された。WBA世界フライ級王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)とユーリ阿久井政悟(倉敷守安)のダブル世界戦として独占生配信。「Prime Video Presents Live Boxing 6」となる。
拓真VSアンカハス、ダラキアンVS阿久井のダブル世界戦
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が、11月15日に東京・両国国技館で元IBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)との初防衛戦に臨むことが9月15日、Amazon プライム・ビデオから正式発表された。WBA世界フライ級王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)とユーリ阿久井政悟(倉敷守安)のダブル世界戦として独占生配信。「Prime Video Presents Live Boxing 6」となる。
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世界4階級制覇王者の尚弥(大橋)を兄に持つ拓真は、兄が4つの王座を返上したバンタム級で兄に続く4団体統一を狙っている。その1つ目の王座として、4月8日にリボリオ・ソリス(ベネズエラ)とのWBA王座決定戦を判定で制し、世界王座返り咲きを果たした。今回はメインイベントだ。
アンカハスはプロキャリア14年のサウスポー。2016~22年にかけてIBF世界スーパーフライ級王座を9度防衛し、世界戦12度(9勝6KO2敗1分け)の実績を誇る。昨年12月にバンタム級転向を表明し、今年6月には5回TKO勝ちを収めた。戦績は27歳の拓真が18勝(4KO)1敗、31歳のアンカハスが34勝(23KO)3敗2分け。
ダラキアンはアゼルバイジャン出身で現在はウクライナ在住。18年2月の王座獲得から6度の防衛を重ねてきた。挑戦者の阿久井は、元日本スーパーライト級王者でもある守安竜也会長が手塩にかけて育てた選手。19年以降は6連勝中と勢いがあり、この間は日本フライ級王座を獲得し、3度防衛後に返上した。戦績は36歳のダラキアンが22勝(15KO)、28歳の阿久井が18勝(11KO)2敗1分け。
興行はAmazon プライム・ビデオにて「Prime Video presents Live Boxing」の第6弾として独占生配信される。日本のプライム会員は追加料金なしで視聴可能。これまで昨年4月の村田諒太(帝拳)―ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)戦、同6月の井上尚弥(大橋)―ノニト・ドネア(フィリピン)戦、同11月の寺地―京口紘人(ワタナベ)戦、那須川天心(帝拳)のボクシングデビュー戦の全4回が生配信され、いずれも大きな反響を集めた。
さらに今月18日の第5弾では、那須川のボクシング転向2戦目が独占生配信される。同興行では、WBA&WBC世界ライトフライ級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)が、WBA4位&WBC1位ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)との防衛戦(WBA2度目、WBC3度目)を予定。WBO世界スーパーフライ級王者・中谷潤人(M.T)が同級6位アルヒ・コルテス(メキシコ)との初防衛戦に臨む。