世界に衝撃与えた中谷潤人KO劇は「見てない」 逃げなかった挑戦者は判定視野「日本の採点は…」
チーフトレーナーも信頼「とても節制する選手だ」
昨年9月にメキシコで同級で最も実績のあるWBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に挑戦。判定負けを喫したが、最強王者を苦しめた。敗れても「とてもいい試合。経験を積んだと思うので、その経験を持って戦いたい」と収穫を口にした。
エリック・ペレス・チーフトレーナーはコルテスについて「カウンターパンチの凄い能力がある選手だ。コンディションはとてもいい。ナカタニ戦の知らせを受けてとても良い状態に持ってきた。彼自身、とても節制する選手だ」と信頼。挑戦者はKO率が低いだけに判定決着も視野に入れていた。
「ジャッジは間違えることが多い。でも、日本のジャッジは信用したい。だから、日本では判定になっても勝てると思う。サウスポーとはこれまで3試合して、自分はKOパンチャーじゃないけど2人は倒してきた。KOは狙わないけど、チャンスがあれば仕留めたい」
同興行ではWBA&WBC世界ライトフライ級2団体統一王者・寺地拳四朗(BMB)が、WBA4位&WBC1位ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)との防衛戦(WBA2度目、WBC3度目)を予定。東洋太平洋スーパーバンタム級8位・那須川天心(帝拳)が、同級ノンタイトル8回戦でメキシコバンタム級王者ルイス・グスマンと対戦する。
(THE ANSWER編集部)