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“日本のペドロ”山本由伸に米期待 分析家が特筆したカーブの特徴「世界で最もユニークだ」

プロ野球・オリックスの山本由伸投手に、米大リーグから熱い視線が送られている。米球界挑戦を見据え、各球団は日本に球団首脳やスカウトを続々送り込んでいる。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は、「MLBに来る次の日本のセンセーション、ヨシノブ・ヤマモト」という記事を掲載。「日本球界のペドロ・マルティネス」と最大級の賛辞とともに紹介している。

山本由伸に米大リーグから熱い視線【写真:Getty Images】
山本由伸に米大リーグから熱い視線【写真:Getty Images】

殿堂入り大投手に例えて紹介…「即座に大きなインパクト」

 プロ野球・オリックスの山本由伸投手に、米大リーグから熱い視線が送られている。米球界挑戦を見据え、各球団は日本に球団首脳やスカウトを続々送り込んでいる。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は、「MLBに来る次の日本のセンセーション、ヨシノブ・ヤマモト」という記事を掲載。「日本球界のペドロ・マルティネス」と最大級の賛辞とともに紹介している。

 山本と比較されているマルティネス氏は、1992年から2009年にかけてエクスポズやレッドソックスで活躍、通算219勝をマークした。投手最高の栄誉とされるサイ・ヤング賞を3回獲り、2015年には野球殿堂入りを果たしている。

 記事は「今オフ市場に出ることが見込まれる、どのMLBチームの投手陣にも即座に大きなインパクトを与えるだろう一流の日本人投手がいる」「ショウヘイ・オオタニについて話しているのではない。日本球界のペドロ・マルティネス、ヨシノブ・ヤマモトだ」と続けた。

 著者は「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏で、山本が9日のロッテ戦で2年連続2度目のノーヒットノーランを達成したこと、これが1950年の2リーグ制以降初めての快挙だったことを紹介している。

 沢村賞とNPBの投手三冠(勝利数、防御率、奪三振)という栄誉に2年連続で輝いており「わずか25歳で、すでに日本の球史でもっとも勲章を受けた投手の1人となっている」。山本の通算防御率が1.84であり、今季の成績が14勝5敗、防御率1.26とさらに進化していると伝えた。

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