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韓国に滞在しないサッカー代表監督に猛批判 またドイツ人監督に解任危機「いよいよ立場危うい」

ドイツ・サッカー連盟は、9日(日本時間10日)に日本との親善試合に1-4で敗れた同国代表のハンジ・フリック監督を、翌日に解任した。地元メディアで、次に解任されるとささやかれているのが、韓国代表を率いるユルゲン・クリンスマン監督だ。かつての名選手で、2006年のワールドカップでは監督としてドイツ代表を3位に導いたこともあるが、剣が峰に立たされている。

韓国代表を率いるユルゲン・クリンスマン監督【写真:ロイター】
韓国代表を率いるユルゲン・クリンスマン監督【写真:ロイター】

実績十分のクリンスマンは韓国代表監督就任後5戦勝ちなし

 ドイツ・サッカー連盟は、9日(日本時間10日)に日本との親善試合に1-4で敗れた同国代表のハンジ・フリック監督を、翌日に解任した。地元メディアで、次に解任されるとささやかれているのが、韓国代表を率いるユルゲン・クリンスマン監督だ。かつての名選手で、2006年のワールドカップでは監督としてドイツ代表を3位に導いたこともあるが、剣が峰に立たされている。

 ドイツのスポーツ誌「シュポルト・ビルト」が「元ドイツ代表監督に批判 今度はクリンスマンのクビが飛ぶ?」という見出しで伝えている。

 クリンスマンは今年2月から韓国代表の監督を務めているが、ここまで2分3敗といまだ白星がない。記事は「監督の座は間もなく終わりになりそうだ、火曜日(12日=日本時間13日)にサウジアラビアと対戦するが、ここでも勝てないといよいよ立場が危うくなる」と伝えている。

 その理由として、クリンスマンが結果を重要視せず「チームはメンタル面で大きな大会に臨む準備ができているか? プレッシャーや期待にうまく対応できるか?」と繰り返しているのが、韓国では評判が良くないと報じている。また韓国内ではなく、米カリフォルニア州を拠点に動いているのも批判の的だという。

 記事はドイツのスポーツ専門局「Sport1」を引用し、2月の就任以来、韓国にいたのはわずか67日間しかないこと、8月に韓国の記者向けての記者会見を米国からオンラインで行ったと伝えている。

 さらに「ドイツ代表監督時代も、居住地問題で批判にさらされていた。再びの批判も彼は意に介さず(ドイツのスポーツ誌)『キッカー』に対し『どこにいるんだ? と聞かれても気を悪くしたことはない。代表監督の仕事というのはインターナショナルなものだ。欧州でどのような動きがあるのか、強豪チームはどのようなことをやり我々は何をすべきか、ということを知っておかなければならない』と述べた」と、ファンと本人の意識のずれを指摘している。

(THE ANSWER編集部)


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