「日本を馬鹿にしている」と非難されたドイツDF、再戦の“問題プレー”に母国紙批判「わざとに…」
9日にドイツ・ウォルフスブルクで行われたサッカーの国際親善試合で、日本がドイツに4-1で快勝した結果は世界に大きな衝撃を与えた。昨年カタール・ワールドカップ(W杯)からの連勝となった日本への称賛が集まる一方で、監督の解任劇に繋がったドイツへの批判は今も尽きない。ドイツメディアは試合終盤に“怠慢”ともとられかねないプレーを見せたDFに対するファンの怒りを報じた。
日本に決定的3点目を奪われたシーン
9日にドイツ・ウォルフスブルクで行われたサッカーの国際親善試合で、日本がドイツに4-1で快勝した結果は世界に大きな衝撃を与えた。昨年カタール・ワールドカップ(W杯)からの連勝となった日本への称賛が集まる一方で、監督の解任劇に繋がったドイツへの批判は今も尽きない。ドイツメディアは試合終盤に“怠慢”ともとられかねないプレーを見せたDFに対するファンの怒りを報じた。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
1-2と1点ビハインドの状況で同点を狙った後半45分。ドイツのDFアントニオ・リュディガーは、日本陣内でディフェンスラインのDFゴセンスへパスを出したが、スピード、コースともに緩く、プレスをかけた久保建英にボールを奪われた。カウンターに転じた久保がドイツゴールへ向かう中、リュディガーは一瞬“棒立ち”。鋭く反応した浅野拓磨に裏をとられると、最後はGKと1対1になった久保からラストパスが浅野に渡り、決定的な3点目を献上した。
ドイツ大衆紙「エクスプレス」はこの場面をクローズアップ。「『ほとんどわざとに見える』アントニオ・リュディガー:このアクションがドイツのファンをブチギレさせる」との見出しで記事を掲載。「ドイツ代表は日本代表に1-4で敗れ、コテンパンに叩きのめされた。とりわけ1-3となる前のアントニオ・リュディガーのプレーがドイツのファンの怒りを買っている」と報じた。
解任されたハンジ・フリック前監督や左サイドバックのニコ・シュロッターベック、そしてエムレ・ジャンへの批判が多くあるとする中で、リュディガーの“怠慢守備”に言及。「レアル・マドリードのセンターバックは、このやる気のないプレーでドイツのファンを激怒させた」と記し、ファンの声を紹介した。
「リュディガーを見てよ。走り始めるまでに数秒立ち尽くしているよ。ほとんどわざとに見える」
「職務遂行拒否だから今後3年間は出場させるべきではない。国のために110%の力でプレーしてくれる他の選手を出してくれ」
「チームはやる気がないかミスをするかだから、次の監督も手の打ちようがないよ」
「そろそろやる気があって戦う意志のある選手を使うべき。この5年間は普通じゃなくなっている」
「1対1の状況を1対2にしてしまった。とんでもなく間抜け」
「ゴンゼスをとんでもないパスでピンチに追いやっておいて立ったままとか、厚かましすぎる」
同紙は最後に「リュディガーと日本と言えば? 他にもあったな! カタール(W杯)のグループリーグでもリュディガーはネガティブな見出しを飾っていた」とリュディガーがW杯で浅野を煽った走りを見せたことにも触れている。当時、リュディガーには「日本を馬鹿にしている」などと非難の声が集まっていた。
(THE ANSWER編集部)