バスケW杯残り0.6秒で結実した奇跡の4点プレー 客席で興奮する元NBA選手に注目「クセは消えない」
FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)は10日、米国とカナダによる3位決定戦が行われた。この試合の第4クオーター(Q)残り4.2秒から米国が見せた、奇跡の同点劇が大きな話題に。プレーもさることながら、この瞬間を見届けた両チームのファンの対照的な反応を、大会公式X(旧ツイッター)がユニークな動画で発信している。
カナダと米国の3位決定戦、残り4秒からの同点劇を見届けた客席には…
FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)は10日、米国とカナダによる3位決定戦が行われた。この試合の第4クオーター(Q)残り4.2秒から米国が見せた、奇跡の同点劇が大きな話題に。プレーもさることながら、この瞬間を見届けた両チームのファンの対照的な反応を、大会公式X(旧ツイッター)がユニークな動画で発信している。
米国は107-111で迎えた残り時間4.2秒から、ミカル・ブリッジスが1本目のフリースローに成功。2本目は外れ、こぼれ球を自ら拾って3ポイントラインの外へ回り込むとすかさずシュート。これが見事にリングを射抜き、残り0.6秒での“4点プレー”で111-111の同点に追いついた。
公開された動画は画面を上下に分割され、プレーの流れとファンの動きを同時に見られるようになっている。コートサイドに座るファンは興奮のあまり立ち上がる人と、頭を抱えて座り込む人に見事に二分されていた。
「このリアクションたち」というタイトルで公開された動画には、NBAニックスなどで1260試合に出場した元選手のカーメロ・アンソニーが、興奮のあまりコート側に足を踏み入れてしまう姿も。海外ファンからは多数のコメントが付いた。
「メロ(アンソニー)は中に入ってお祝いしたかったみたい笑 昔のクセは中々消えないね」
「メロを中に入れてあげて!」
「なんて瞬間だ」
「スポーツ界のレジェンドたちや有名人たちの貴重なリアクションね」
「カナダが勝った時に彼らが泣くのを見たい笑」
さらに、全身カナダ寄りの赤で揃えたファンには「彼女たちはすごく傷ついてる」との言葉も。試合は結局、延長戦の末に米国が118-127で敗れ、2大会連続でメダルを逃したが、バスケファンを興奮させたシーンに違いはない。
(THE ANSWER編集部)