決勝で敗北→ロッカーで怒りのラケット破壊 女子テニス舞台裏映像に賛否「プライベートな瞬間なのに」【全米OP】
テニスの4大大会・全米オープン女子シングルス決勝が9日(日本時間10日)に行われたが、1-2で敗れた世界ランク1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)の行動が海外ファンの賛否を呼んでいる。ロッカールームに戻ると、自身のラケットを床に叩きつけて破壊。「ラケットではなく、自分に対して怒るべき」などと言った批判の声のほか、「完全にプライベートな瞬間なのに」とコート外での映像が公開されたことで同情する意見も上がった。
全米OP決勝に敗れたサバレンカの行動に賛否
テニスの4大大会・全米オープン女子シングルス決勝が9日(日本時間10日)に行われたが、1-2で敗れた世界ランク1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)の行動が海外ファンの賛否を呼んでいる。ロッカールームに戻ると、自身のラケットを床に叩きつけて破壊。「ラケットではなく、自分に対して怒るべき」などと言った批判の声のほか、「完全にプライベートな瞬間なのに」とコート外での映像が公開されたことで同情する意見も上がった。
決勝で世界ランク3位の19歳ココ・ガウフ(米国)に敗れたサバレンカ。優勝を逃した試合後、ロッカールームに戻った動画がX(旧ツイッター)上に公開された。自身のラケットを取り出すと、右手で何度も床に叩きつけて破壊してしまった。怒りが抑えられなかった様子で、最後は部屋の隅に置かれていたゴミ箱にそのラケットを投げ入れていた。
実際の映像は欧州衛星放送「ユーロスポーツ」のフランス版Xアカウントが公開するなど拡散され、ポルトガルのスポーツ専門メディア「レコード」のホセ・モルガド記者も「グランドスラム決勝に敗れてロッカールームに戻ってきたら、、私は密かに、これが好きだ」と反応していた。
コートを離れた選手ロッカーでの出来事だっただけに、海外ファンからは「完全にプライベートな瞬間なのに、公開した人は恥を知れ」「彼女がこれを公開した人を訴えればいいのに」「大事な試合に負けてこのような感情になるのはノーマルなことだ」「プライバシーを尊重してあげようよ」「彼女の痛みがわかる。自分もグランドスラムの決勝で負けたら同じようなことをすると思う」などと同情する声が上がった。
「落ち着いた爆発の仕方だね」「このパッションを維持できるなら、また戻ってこられるよ」「静かにバッグからラケットを取り出して(床に)叩きつけた。負けてしまったけど、チャンピオンの心持ちだ!」とサバレンカへのエールも書き込まれる一方、批判の声も集まった。
「ラケットではなく、自分に対して怒るべき」
「(ラケットを破壊して)もったいないと思う。環境に配慮していない。個人的には、コートの中でも外でもこのような行為をするプレーヤーに禁止や罰金を科すべき」
「カメラがいるぞ。計画されていたことだね」
「部屋にパンチングバッグはなかったのかい?」
この現場にはカメラを持ったスタッフがサバレンカの目の届く場所にいたと伝えられており、ラケット破壊をすればどのような影響が出るか明白だと考える海外ファンもいるようだ。
(THE ANSWER編集部)